がじゅまるの樹の下で。

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浜川御嶽とヤハラヅカサ

2013年02月17日 | ・琉球史散策/神話・近代

昨日ちょこっと触れた浜川御嶽。

独立記事書いてなかったので改めてご紹介。

浜川御嶽があるのは聖地が集中している南城市。

琉球創世神アマミキヨがニライカナイ(ギライカナイ)からやってきて
最初の居を構えた場所とされています。

よって琉球屈指の聖地であり、
東御廻い(あがりうまーい)の1つにもなっています。

浜川御嶽は大きな岩とガジュマルに囲まれた
とても雰囲気のある空間ですが、
浜に向かって降りて行くと…

大きく広がる太平洋。

この浜全体が、これまた聖地のヤハラヅカサ。
(聖地なのでここの砂とか貝とか持って帰っちゃダメなのです☆)

アマミキヨが上陸したとされる場所です。

中央にあるのがヤハラヅカサの碑。

この日はあいにくの天気で雨がポツポツ…
(スカッと晴れた日にまた行きたい♪)

海の向こうには久高島があります。

斎場御嶽チックな三角岩。

南部にはこういう三角岩、てーげーあるよ(笑)

もちろん、斎場御嶽ほどのモノではないですが。

↑これは小さいけど人ひとりは入れそう。

穴があったら入りたい…って、違うか(笑)

ヤハラヅカサの浜から浜川御嶽に登る道。

ちなみに、ここからちょっと行った先には
これまたアマミキヨ関係の聖地「受水走水」があります。
(次記事で☆)

アマミキヨの上陸した浜、ヤハラヅカサ
最初の居住地、浜川御嶽
稲作の発祥地、受水走水
居を移した先の、ミントングスク

これら約1キロ範囲内ある聖地全てを総称して
藪薩の浦原(やぶさつのうらはら)と言い、
琉球七嶽の1つになっています。


「受水走水」、沖縄の人でも読める人は少ない。
さて、何と読むか分かるかな?

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コメント (2)
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