がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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チョウノハナ

2014年07月14日 | ・琉球歴史/文化風景


前々記事の続き。

斎場御嶽で1番セヂ(霊力)高くて重要なスポットは
三庫理から見える久高島のアングルではなく、その真後ろ、
久高島に相対してそびえているこの岩・この場所なのです。

その名も「チョウノハナ」

なぜなのかと言うのは色んな考え方があるようなのですが、
ワタシが聞いたのは
久高島方面、つまりニライカナイからのパワーが
ぶわーっ!とやってきて
相対してるこの岩にどーんっ!とぶつかって、
 地面に落ちてくる…という感じ。

パワーが落ちてくるところにちょうど香炉があります。

 


それがこの香炉。

「触らないで」という注意書きが側に立っています。

たまたま居合わせたアマミキヨ浪漫の会のガイドさんが言うには
三庫理から見える久高島、
いわゆるよくガイドブックで見るアングルで写真を撮ろうとして
この香炉に登ってしまう観光客もいたのだとか…。

な、なんとバチ当たりな…

これ、コンクリブロックじゃありませんぜ。

 

斎場御嶽を訪れた際には
久高島ばかりを見ないで
背面にあるチョウノハナにも注目してみてくださいね。

 

 

ちなみにアマミキヨ浪漫の会と
あまわり浪漫の会は関係ありません。
っていうか、現代版組踊関係の団体ではありません(笑)
南城市の観光ガイドの団体です。


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