がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

統ばる島

2011年10月18日 | ・和心な本、琉球な本

はぁ~。

バイオリズム気味の和々です…
疲れがとれにゃい…

 

というわけで、今日は読書記録。

『統ばる島』

テンペストの池上永一さんの著作です。

 「統ばる(すばる)」とは、集まってひとつに なる、という意味で、
八重山の8つの島を舞台にした、8つの短編集になっております。

物語の時代は主に現代です。
(1つだけ琉球王国時代の話があります)

 

八重山の島々にはすごく小さな頃に行ったことはありますが
もうほぼ記憶にはないので、
池上さんが綴る島々の描写は本当に独特で
豊かなイメージ・刺激を与えてくれます。

8つの話は主人公もバラバラで全く違う話なのですが、
最後の「石垣島」で上手くリンクさせ、
タイトルの「統ばる島」にまとめ、落とすという一連の流れには

ウマい…!!!

ってなりました。
↑こういうのがツボな人。

 

ただ、1つだけ、ちょっと色の違う話があって、
読み終わった後ブルーな気持ちになったのですが…。
(映画の『告白』を観終わった後のような…。ちょっとエグい感じ…

 

読書の秋に、1つ、

「統ばる島」、

いかがでしょうか?

 

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世界のウチナーンチュ大会「翔べ!尚巴志」

2011年10月16日 | ・現代版組踊レポ

今週2度目のコンベンションセンター。

第5回世界のウチナーンチュ大会公式プログラム
「翔べ!尚巴志」

が降りしきる中、行ってきました!

去年の12月に鬼鷲今年の8月に琉球浪漫シアター
尚巴志の舞台は演じられてきましたが、
「翔べ!尚巴志」としては去年のコンベンション公演以来、約1年ぶりデシタ。




≪「翔べ!尚巴志」と「鬼鷲」≫

同じ尚巴志を題材としていながらも、すこ~し舞台構成の違う「翔べ!」と「鬼鷲」
(大筋は一緒ですが)

簡単に言えば、翔べ!は登場人物やシーンが多めでややストーリーに趣があって、
鬼鷲は翔べ!よりは登場人物やシーンが若干減って、その分演舞多めのショー的要素が強い

という感じです。

が、今回は結構「翔べ!」と「鬼鷲」が融合した感じの構成になっていました。
森の住人はいないけど、護佐丸はいる。
平田親比屋やシーンはあるけど、オモロもいる、みたいな。
冒頭は「出発の朝」で始まるけど、クーデターのシーンもある、とかね。
「あまみ≠きよら」とかね。
(11月の翔べ!では=だったんだけどなー)

細かな諸演出に関しても、

ん?前って何だっけ?
これって前もやってたっけ?それともその前にあったものだっけ。
これって翔べ!だっけ、鬼鷲にもあったっけ?

とかちょっと迷って、毎回の備忘録レビュー、ざっと読み返してみたけど…

 

 

 

もう、どっちがどっちでもいいや。

(ノ゜∀゜)ノ⌒□ ホウリナゲ

公演がよかったんだからそれでヨシ!!(笑)

 

 

 

あ、でも個人的にはやっぱり「あまみ=きよら」の設定ほしいな~。
「身は女子といえども、心は益荒男」
っていうセリフも出てくるし。

やっぱり「益荒男」な女性像が見れるシーンがあったほうが、このせりふが生きるよね。

 


≪鮫≫

うをっ!!2匹に増えてる!!!!

おお、迫力満点!(゜∀゜)

3人verと、6人ver.

そのぶん、尚巴志も苦戦してる感じがリアル(^ε^)
(何度か攻撃喰らったとか)

1匹の鮫も3人になったり6人になったりという
大きさの変化があったりと面白かったです♪

「呪われし御霊よ、天に召されよ」の後の、決め技時の立ち位置も、
これまでの一直線から変わって、
中心から左右二方向になっててハデさupでよかったです♪

 

≪特設ステージの舞台美術≫

今回は特設ステージということで、
背景美術などの入れ替わりは一切なし。

「尚」の幕と、「万国津梁の鐘」の銘文幕が左右に常時設営されているのみという
シンプルなつくり。

首里城幕が出せなかったのはちょこっとだけ残念でしたが、
(しょうがないけどね…)
でも「しょぼい」とかっていうことは全然なかったのは
さすがのさすが。
というトコロでしょうか。


ところで「尚」の幕、字体変わってましたね。
顔みたいに見えてしまうから?(笑)

万国津梁の鐘の幕は鳳ホールでの鬼鷲から登場。
(平田さんの3つのコダワリ。首里城と進貢船と万国津梁の鐘。)

万国津梁の幕、コレまでは普通に「ああ、万国津梁の鐘だね」って思ってたのに、
夜公演見に来たコタチが、
「モアイ像に見える~」って言ってきたもんだから

…チッ…、そう見えてきてしまったじゃないか( ̄△ ̄;

 

≪大人数での大演舞!≫

今回は総勢80名だとか?

大人数での大演舞は、さすがに見ごたえのあるものでした

天も海も陸も、人数増加に伴い新しい衣装で加わってたので
それはそれは華やかでした。

冒頭の「出発の朝」、間髪いれずに続く三つ巴の演舞。
しょっぱなからトリハダたちまくりでした。

中央に主人公を立たせて冒頭の語り→出発の朝
というのは琉球浪漫シアターから来た演出パターンですね★
昼公演であったほら貝もいい味でてました!!
(夜はなかったような?…あったっけ?)

大地の踊りは見ててすごくわくわくするし(海・天・陸の中では1番好きかも!?)、
アカハチメンバーが加わってのマミドーマも見れたし!(好き好き♪)

クライマックスの鬼鷲→ダイナミック琉球、そしてシンカヌチャーは言うまでもなく。

昼は最前列で見せてもらった分、
音響の振動も身近に感じられて迫力満点でした!

夜は全体を見ようかな~と思って
後ろの2階部分に行ったんだけど、
ステージとちょっと距離ありすぎて、
やっぱ前で見ればよかったかも~と思いました

加えて、夜は時間の関係もあってでしょうが、
シーンのカットなど、やや巻きで進行したこともあってか、
(曲もややテンポアップめ?)
後の公演のほうが「追加」「修正」がある現代版組踊には珍しく、
今回は昼公演のほうに「お徳感」を感じました☆

 

でも夜公演、北山戦…何か起こりましたね。
ハラハラしました…。

「一時はどうなることかと」
BYアカインコ(笑)

ハプニングはつきもの。

だとすると、夜のほうがおいしかったとも言えるのでしょうか(笑)

で、翔べ!の北山戦、前回も書いたけど、
やっぱり、やっぱり、もうちょっと「間」(区切れ)がないほうがいいな。。。

 

≪役者チーム≫

…どうしよう。

詳しく書いたら日が暮れる。

一部の人物のみをピックアップするには惜しすぎる。

 

 

よし、役者全員分を一言で!
(※プログラム順)

 

 

尚巴志、ナイス威厳!

攀安知、ナイス狂いっぷり!

本部平原、ナイス悪巧み仕草!

平田親比屋(昼)、ナイス咳込み!

オモロ、ナイスかわいさ!

アカインコ、ナイス乗り切り!

与那覇、ナイス実は悪い奴!

平田親比屋(夜)、ナイス死に際!

あまみ・きよら(夜)、ナイスかっこいい女性!

きよら(昼)、ナイスアカペラ!

鍛冶屋、ナイスお調子者!

護佐丸、ナイス27歳!

“小”巴志、ナイス子ども知能犯!

 

以上!

 

…えっ、どーゆーこと!?∑(´Д`;)

って人はコメントもらえたらお返事で詳しく書きますよ(笑)
(本当は一人当たり3・4行書きはじめてたんだけど、長ーーーくなるので中断しました( ̄△ ̄;))

ところで、夜の屋比久は…だれ?
平田之子と屋比久之子、昼と夜、ごっちゃになってます

 

≪最後に≫

物販コーナー。

ぎゃっ!∑(゜д゜;

ってなりました。

思わず「まわれ右」しました(笑)

ワタシはイラストデータを渡しただけで
グッズ化はすべてお任せ状態だったので
こんな風になっているとは驚きでした。

周辺の壁にも色々貼られているしで、
恐縮しきり

父母の会の皆様も、お疲れ様でした!
また色々とお声かけもいただきありがとうございます!
(思ってたよりも若いですね!と言われていい気になった和々です(笑))

 

 

今日はウチナーンチュ大会グランドフィナーレ。
関係者の皆さん、コドモタチ、今日いっぱいまではバタバタでしょうね。

ワタシは今日は参観にいけませんが、
ニュースを見ながら応援してますね!

 

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64・65~。

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明日は「翔べ!尚巴志」

2011年10月14日 | ・現代版組踊レポ

昨日から始まった、第5回世界のウチナーンチュ大会、
地元の新聞2社も前夜祭から1面にでっかく報道をしています。

さて、世界のウチナーンチュ大会の会期中には
さまざまなイベントやプログラムが催されるのですが、

その中の1つが
現代版組踊「翔べ!尚巴志」です。

会場もコンベンションセンターの展示棟の特設ステージ。
(いつもの劇場棟の向かい)

これまでにない大規模ステージでの公演となります

ぜひ、沖縄在住の人はもちろん、
世界から集ったたくさんのお客さんにも見ていただきたいですね!


さてさて、今回のこの「翔べ!尚巴志」公演では
不肖ワタクシ和々も販売用オリジナルグッズのイラスト提供という形で、
少しお手伝いさせていただきました。

使いまわしも1つありますが
それ以外はこの公演に合わせて描いた描きおろしですよ

父母の会の皆さんがいろんな形でグッズ化してくださったようなので
もしよろしければ販売ブースも覗いてみてくださいね。

大きなグッズではないので、
たぶん値段も手ごろだと思いますー。

画像の一部分↑↓を、ちょこっと宣伝公開

第5回世界のウチナーンチュ大会
現代版組踊『翔べ!尚巴志』

10月15日(土)
昼の部 開場12時 開演13時
夜の部 開場18時 開演19時

料 金
大人2,500円  高校生以下1,500円(就学児未満膝上無料) 
☆当日券500円増
☆全席自由

沖縄コンベンションセンター展示棟特別ステージ

予約・お問い合わせ
098-852-7783 /翔べ!尚巴志実行委員会
(平日 10時~17時まで受付)

 

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歴女な琉球史講座やります

2011年10月13日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

今日はお知らせです。

来月、「琉球歴女」として、
読谷村立図書館主催のおもしろ琉球史講座を担当することになりました。


琉球歴女が、歴女目線で語る
『古琉球の偉人たち』
(タイトル固いな…


とは言っても、ワタシはあくまでも、ただの琉球史ファン。
歴史家でもないし専門家でもありません。

本を読んだり、舞台を見たり、講演会を聞いたり、現地に行ったりと
独学で琉球の歴史を楽しんでいるいち、琉球歴女にすぎません。

なので、この講座は、

「歴史を学ぶ」というよりは、「歴史を楽しむ講座です★

何年に何があったとか、何が正しいとか、まちがっているとか、そういうことではなく、
ある程度の歴史的な流れは押さえつつも、
正史はもちろん、民話、伝承、逸話なども含めて、
私があれこれと見聞きしてきた人物や歴史的な出来事の、
諸説アレコレ、人物像のアレコレを面白おかしくお伝えし、
読谷にまつわる古琉球の偉人たちに興味を持ってもらうことができれば
と思っております

よって、中には結構ぶっとんでる説も登場するかもしれません。

なので、「学」ではなく「楽」、
“琉球史というエンターテーメント”というスタンスです。

 

簡単にいえば、このブログのノリです。
歴女的目線で、ミーハー的に語ります(笑)

このブログで書いてきたことがメインになるかもしれませんが、
でも、まだブログで発表していない、イラストなどもたくさん使いながら
ビジュアル的にも見て楽しく飽きないようにできればと思っています

加えて、図書館主催ですから、元ネタになった本の紹介や、
ワタシなりの調べ方、読み方なども、もし時間があればお伝えしたいですね。

願うは、この講座を聞いた方が、

「へぇー、琉球史って意外と面白いじゃん

ってなって、

自分で調べたり訪れたりと、
それぞれが自分なりの琉球の歴史を楽しんでいただくような
講座だけでは終わらない、
「次」に繋がるきっかけ作りができればと思っています。


これまでもたくさんの歴史講座や講話が行なわれてきたと思いますが、
そのような専門家さんによる正統派のものとは
ちょっと色の違った歴史講座とお思い下さい☆


対象は主に、中高校生に焦点を当てて、と思っていますが、
もちろん大学生や社会人でもOK

琉球の歴史って全然知らないしーって人でも、
結構知ってるよーって人でも、
最近現代版組踊を見て興味持ったーって人でも、
幅広く楽しんでいただけるようにしたいと思っていますよ。


男女問わず、読谷村内外問わず、参加OKです!

参加費は無料ですが、
会場に人数制限があるため、事前に申し込みが必要です。

ぜひ、お誘い合わせのうえ、ワイワイとにぎやかに、
一緒に琉球史を楽しみましょう★

 

*詳細*

≪日時≫
11月13日(日) 
10:30~12:00

≪場所≫
読谷村立図書館/集会室
(沖縄県中頭郡読谷村波平37)
読谷小学校隣(裏?)


≪対象≫
中学生以上
(でも小学校高学年とかの場合もダメってことはないと思います。問い合わせてみてくださいね)

≪参加費無料≫

≪申し込み・お問い合わせ≫
読谷村立図書館/958-3113
月・水~金 10:00~19:00
土・日 10:00~17:00
(火・祝祭日・第4木曜日除く)

http://www.yomitan.jp/DAT/LIB/WEB/1/201110_14.pdf

 

関連して、
去った3月のちむドン×2フェスタに合わせて制作した「琉球HEROS」のパネル
今日から村立図書館で再展示しているそうです。

お近くの方がいましたら、ぜひ読谷村立図書館までお立ち寄りくださいませ♪

村立図書館、沖縄関係の資料・蔵書もたくさんあって楽しいですよ~。
(「北山炎華」「月下に語る」「古琉球偉人草紙」も所蔵されています♪)

 

 

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世界遺産デビュー!?

2011年10月12日 | ・染め・デザイン制作

おととい、南下するついでに約4ヶ月ぶりに勝連グスクに立ち寄りました。
(前回の訪問記事はこっち

 

かっちん城Dreamプロジェクトの一環として、
勝連グスクの解説案内板のリニューアルがなされたのですが、

一の郭の案内板に、
ワタクシの『紅型イラストレーション―肝高の阿麻和利―』が部分採用されました。

肝高の阿麻和利の舞台でも、スタンドバナーとして使っていただいているアレです。

ついに世界遺産デビュー!?
です(笑)
(でも、©和々ではありません)

もちろん事前に、絵を利用してもいいですか?という伺いは受けていたのですが、
もう出来上がって設置もされていたとは知らなかったのでちょっとビックリ。

 

思えばちょうど3年前の今頃、せっせとこの紅型を作っておりました。

作品が仕上がった後も、色々な形で使っていただき本当に幸せな作品です。

ちなみに、この紅型は型染めなので色を若干変えつつ2作品あって、
1作品目は、あまわり浪漫の会に、2作品目は現・自宅にあります。

 


ついでに、勝連グスク前の「あまわりパーラー」

あ、自販機の位置変わってる。

でも前の位置だと、パーラーが閉まってる時は利用できなかったので
いつでも利用しやすい位置(向き)にはなったかな。

正面にも阿麻和利が入っててビックリ。
(でも文字とシールがかぶってて“まわりパーラー”って見える…


その分、メインの集合イラストは反対側になっちゃっいました。

気付く人、たぶん、滅多にいないはずね

駐車場とは反対側だから。

 

ここで、ちょっとお願いが…。

去年の秋あたりから、色んな団体さんなどから、
当ブログのイラストや写真の利用許可や依頼などを受けることが増えてきました。

とてもありがたいことなので、
よっぽどのことがない限り、お断りすることはないのです、が…。

でも、その写真なりイラストなりを使った後の、
結果報告というか完了報告というのをいただけないことが多くて、
ちょっと気になっております

「結局アレってどうなったの?どんな形で使われたの?

ってなっちゃいます。

下手なりにも、それなりに思いいれのある写真や絵だったりしますので、
チェックする、というわけでもないのですが、

でも一応、

「こういう形になりました」
「こういう感じで使いました」

というご一報を、いただければと思います。

よろしくお願いしますね


*オマケ*

過去にも何度か記事にしましたが、
このパーラーは何かとゆるくてツッコミ所があるのがツボ(笑)

沖縄さとうきび試食100円
三ふし

三ふしって結構あるよね(笑)

 

あと、

簡易魚眼レンズで撮ったから見えにくくなっちゃったんだけど、

ビールーはないな(笑)

なんで銘柄がついたのは「ビール」なのに、
単独だと「ビールー」?(笑)

前科はジュースー(笑)
(関連過去記事→ 

 

ちょ~ウケる

 

photo by ケータイ

 

勝連グスク復元の進行状況や発掘作業の写真も一応撮ったけど、
雨降り出しちゃって、あまりキレイに撮れなかったので
また10日後に行くときに撮ってレポしますねー。

 

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現代版組踊絵巻「シンカヌチャー 島の祭り」

2011年10月11日 | ・現代版組踊レポ

第5回世界のウチナーンチュ大会直前イベント
現代版組踊絵巻「シンカヌチャー 島の祭り」
コンベンションセンター劇場棟

 

既に昨日の記事に書いたとおり
昼公演のみ観劇の予定が、急遽夜公演も見ることになりまして

じっくり味わって参りました

 

「絵巻」ということなので、演舞が多めの構成で、
ストーリー展開としては、ちむドンフェスタで見たレキオスと似た感じ。
(歴史上の人物を主人公にした、というものではないの)

加えて、ウチナーンチュ大会関連イベントとして
沖縄の移民の歴史に焦点をあてて、
海を渡ったシンカヌチャー(仲間)、沖縄の肝心(ちむぐくる)などを表現していましたヨ

ミュージシャンゲストの宮沢和史さんと大城クラウディアさん、
現代版組踊おなじみの多くの演舞が、
1つの筋道の上にうまーく繋がって魅せてくれた舞台でした。

どちらかといえば演舞がメインなので、
とにかくショー的要素がたくさんの舞台でした

現代版組踊の演舞ファンとしては

THE BEST OF 現代版組踊

って感じでタマリマセンね

 

ってなことで、備忘録レビューGO


↑クリックすると拡大します

 

≪棚原弥勒太鼓≫

パンフレットに目を通す。

…棚原弥勒太鼓、聞いたことある…。

…はっ!!!!!アレだ!!!

シュガー尚巴志、カムバーック!!!

やった~!!また見れた~~~!!

ゆったりとした、だけど途切れることのない風と
広い風景を思わせるアノ曲だけでもとにかくすばらしいのに、
あの力強く響く太鼓の音が絶妙にマッチしていてスゴイ印象的。

やっぱりイイわぁ~~~

 

≪ハワイアンフラ≫

現代版組踊とフラのコラボはたびたび見てきましたが、
ダイナミック琉球、島唄、そしてテーマ曲シンカヌチャー。
すべて自然な形で曲に溶け込んでてとてもステキ。

フラの振りもスゴイ奥深いんだよね。
ちょっとだけ体験したことあるんだけど、全ての動作に意味があって。

ラストの、紅型モチーフの布で作った衣装もハワイアン琉球な感じでステキでした~

 

≪肝高の阿麻和利≫

どこでどんな形で登場するのか予想がつきませんでしたが、
クライマックス直前に「肝高の詩」で登場!

沖縄の心、肝心(ちむぐくる)から、肝高につなげて。
(ほほ~、なるほど…)

男女アンサンブルメンバー(選抜)と、
男サン格好の阿麻和利君と、女官格好の百十踏揚。

歌詞も一部変えてシンカヌチャーバージョン。

いや~、肝高の詩、やっぱりいいな

肝高の阿麻和利、すごく見たくなりました…(笑)

 

≪宮沢和史さん≫

わぁ~、生島唄!!生シンカヌチャー!!

CDで聞いてきたのと同じだ~~~~。

やっぱり声量とか迫力とか違うな~~

「風になりたい」も聴きたかったな

宮沢さんは、THE BOOMとして中学生の頃とかから知ってたけど、
私の中で特に集中して聴いてた時期があって。

大学4年の時、ちょうど福岡で自練に通ってる時期だったり、
卒業制作で色々と「沖縄」を探している頃だったりで、
『OKINAWA~ワタシノシマ~』をかなりヘビロテで聴いてました。

だから、なんかその頃を思い出しちゃったよ。

ふぅ、センチメンタル~。
(ワタシにとって大学時代はかなりセンチメンタル(笑))

 

 ※自練=自動車教習所。本土では自練って言わないんだよね(笑)

 

≪大城クラウディアさん≫

名前と曲はラジオで時々聞いて知ってたのですが、
実際に見たのは初めてで。

キレイな人でしたね~~~~~。
姿も声も。衣装もステキだったな

ああゆう伸びやかな歌い方をする人が好きです。
聴いてて広い風景が広がる感じ?
海とか空とか草原とか風とか。

宮沢さんと一緒歌った島唄とかもよかったけど、
思わず涙しちゃったのが、『美しい島(うつくしいくに)』

だめだ、こういうドラマ性のある曲にスゴイ弱い。

しかも、その時のシーン、演出が、また泣かす…

移民していったウチナンチュたちの開拓の労苦のシーンだったんだけど、
その人たちの苦しみと葛藤と、だけどそれでも生きていく強さとか。

サビに入るところで、演者さんたちがゆっくりと空を見上げるんだけど、

 

ああ、

いいなぁ、いいなぁ…。

 

って。

曲と相まって、
その人たちが見ている風景とか、温度とか風とか匂いとか、
ワタシも一緒に感じた気がしました。

 

≪Teamシンカヌチャー≫

演技は主にTeamシンカヌチャーが担当。

↑で書いた、開拓のシーンが特に印象的でした。

短いながらも、仲間割れの熱演もよかったです。

それから、最後の最後。「かずー」のくだり。

アレ、オリジナル?
それとも何か、詩なのか物語なのか、出典のようなものがあるのかな?

あのセリフのやりとりだけで、なんかアレの何倍も広がる物語性を感じました。

「自分の中の沖縄(うちなー)、ガンガン叩いて」

すごい表現。
すごく印象的でした。

 

≪主要3キャスト≫

カルロスのおじさんは今回は学生ではなく、特別ゲストの方。
訛りのある日本語や、時々飛び出す英語やスペイン語がリアルでよかったな

現代の男の子「大和」と、女の子「詩織」は…
おお、最強の綾庭コンビ

安定感抜群

2人の舞う琉舞ももちろん健在。

なんかでもユウヤ君の舞う琉舞はいつもどこか「悲恋」だね…。
(でもこれがまた似合うんだ

「星のゆりかご」も詩織のエピソードとして登場
やっぱり、好き好き

ワタシもこれ、子守唄にしたい!口ずさめるようになりたい!

…ってことで、CD化求ム(笑)

 

≪愛~カナサ~≫

 …あっ、ボーカルの京子さんはもちろん、
ギターの仲里サンが男性ボーカルを!
(歌声初めて聴いた☆)

現代版組踊の女性ボーカルは今は京子さんがメインで活躍してますが、
(もう、あっちもそっちもこっちも、と、超大活躍中!)
男性ボーカルは割りと色々な人がこなしてますね。

いつか男性ボーカルも固定メンバーができるといいね~

 

≪スーパーシンカヌチャー≫

次々と魅せてくれた演舞の集大成はやっぱりタイトルにもなっている
「シンカヌチャー」

特別出演のフラも棚原弥勒太鼓も加わって、全員で演舞。

うをぉ…これまでのシンカヌチャーの演舞とは違った
スーパーバージョン!!!

貫花の花の小道具がとてもよく効いている!!
空手も、Teamシンカヌチャーと、肝高の阿麻和利メンバーとでは違ってて、
後半の櫂の振りもとても力強くて“漕ぎ出していく感”抜群

昼公演では前の席だったのですが、
夜は後の席にしてもらって全体を見ました。

そっちのほうがよかった!

中通路から後ろの肝高の阿麻和利メンバーの舞、
前席だと見えなかったからね。

おお、肝高の阿麻和利メンバー飛ぶ飛ぶ

そしてTeamシンカヌチャーはすごい力強さと、華やかさ 

演舞のどこを見ても絵になるし、とにかくスゴイ迫力。

これが世界のウチナーンチュ大会グランドフィナーレでは
現代版組踊メンバー大集合+αの1000人の大演舞っていうんだから、


もう、絶対、とんでもないですね。

 

きっと平田さんもアルベルト城間さんも生で歌うんだろうし。

すごいだろうな~~~~~~~

とにかく「トリ」にふさわしい、文句なしの演舞でした!!!

 

世界からきたウチナーンチュたちも感動間違いなしですね!!
グランドフィナーレでの大演舞、思いっきり楽しんでくださいね!!

 

 

どうでもいいけど、最近、現代版組踊のチラシが手に入らない…。

今回のシンカヌチャーもそうだけど、
11月の肝高の阿麻和利公演のチラシも。

今回の公演のパンフレットに肝高の阿麻和利のチラシ挟まってた人もいたのに、
ワタシのには挟まってなくて…(昼も夜も!)

スタッフさんに聞いたらもう出払ってて無い、と…

現代版組踊のチラシデザインのファンなのに~。うぅ…。
(特に肝高の阿麻和利。BY電通沖縄)

 

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62.63~。

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なんてこった

2011年10月10日 | ・現代版組踊レポ

シンカヌチャー、昼公演無事に終了☆


明日シゴトだし、家まで遠いしで夜公演は見ずに帰る予定だった











 、




…夜公演見てから帰ることにしました

だって、

ザーザーだし。











夜公演チケット半額だっていうし。


公演、よかったし



…明日のシゴトのスケジュール、なんとかなるかな?




では、夜公演までしばしシゴトしながら待つことにしましょう。

 

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雨宿り中

2011年10月10日 | ・現代版組踊レポ

雨が降ってきて、
会場の駐車場でしばし雨宿り。

指定席だから並ばなくていいので楽ちん


南下するついでに実家近くの行きつけの美容室に行ってきて、
ちょっと早く終われたので、
ついでに勝連グスクに寄ってきた。

三ヶ月ぶりだったけど、
なんか、いろいろとアレだった(笑)



お、そろそろ雨止んできたかな…?


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今日の舞台

2011年10月10日 | ・現代版組踊レポ

今日は、

第5回世界のウチナーンチュ大会直前イベント
現代版組踊絵巻
「シンカヌチャー 島の祭り」~ちゅら島の 魂響け 未来まで~

を見てきます★

 

宮沢和史さんも登場。

生で見るの、もしかしたら初めて…かも?

 

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知念グスク周辺

2011年10月09日 | ・琉球史散策/神話・近代

南部史跡ご紹介のコ~ナ~。

前回の知念グスクに引き続き、2009年7月に訪問した時の写真です。

今日は知念グスク周辺。

すぐ近くにはノロの屋敷跡がありました。

グスクの近くにはノロの屋敷跡があることが結構あります。

ちなみに、ノロとユタってどう違うの?

って聞かれることがありますが、

皆さんお分かりですか?

…って、ワタシもテンペストをきっかけに知ったんですけどね

似ているようで実は性質や働きが違うのです。

ノロは王府から任命された、いわば国家公務員のようなもの。

しっかりとした組織の中に位置づけられていて、
王府から任命され、辞令書ももらいます。

祈ることも個人的なことではなく、
国家や担当する地域の安寧や五穀豊穣、航海安全のことです。

そして、その人が霊力が高い(サーダカー)生まれかどうかは関係なく、
世襲制で受け継がれるのだそうです。

ちなみにノロ組織のトップに位置するのが、
聞得大君です。

ノロさんが組織に位置づけられた国家公務員だとしたら、
ユタさんは例えば私塾の塾講師のようなもの。

組織に位置づけられているわけでなく、
資格や手続きなども必要ない。

その人個人の「霊的な目覚め」によってなされており、
世襲制ではない。

そしてユタさんはあくまで「個人営業」なので、
個人的な人生相談的なことも行います。

変な言い方をすると、ゆえに「自称」でもいいわけで、
当たりはずれがあるというか、
詐欺まがいなことをする「自称」ユタさんも現れる、ということですね

なので、エリート階級に位置する由緒あるノロさんにしてみれば
勝手に目覚めて勝手に名乗って勝手に“営業”しているユタさんは
おもしろくない存在でもあったのです。

王府でもしばしばユタを禁止する動き(ユタ狩りのような)がありましたが、
それでもユタと、ユタを求める民衆の欲求は抑えきれなかったのだそうです。

王府が解体された今、
王府組織の中にあったノロさんは減少の一途にありますが
ユタさんは今でも普通にいて、
ノロよりもユタという言葉のほうが耳慣れている沖縄です。

さて、こちらは確か知念グスクのある丘の中腹辺りにあった御嶽。

さすが聖地・知念グスク界隈。

立派です。

草むらをガサゴソしていると、
一応、知念按司の墓の案内板が。

…この奥か……。

雨も降っていたし蒸し暑い日だったので
やめときました…

知念グスクのある丘を降りると、
道沿いにすぐあるのがコチラも聖地・知念大川(ちねんうぅかー)。

王府時代からの聖地巡礼「東御廻り」のスポットでもあります。

この日もちょうど、御拝をしている方々がいました。

(グスクや史跡巡りをしていると、このような方々に出くわすことは全然珍しいことではありません☆)

 

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テンペスト行脚~玉陵2~

2011年10月08日 | ・『テンペスト』行脚

世界遺産、玉陵(たまうどぅん)。

第二尚氏王統の陵墓である玉陵は、
首里城のすぐそばにあるメジャーな史跡&観光スポット。

もちろん、とっくの昔にテンペスト行脚、upしてあるのですが
写真が暗いので、去年の夏に行った時の写真で再度ご紹介☆

 

■玉陵■

死者の王宮・玉陵で墓守を務める嗣勇は、
毎日世間から遠ざかっていくのを感じていた。

花の王宮は近いようで遠い。

今頃同僚たちは新しい舞台芸能の話題でもちきりだろう。

組踊の戯曲も書いていた嗣勇は、
創作活動に打ち込みたいが、玉陵には番所がない。

ただ日がな一日、草むしりをして過ごすだけだ。

「なぜぼくが墓守に。こんな役人の墓場に」

ふと黒黴に覆われた霊廟を眺める。

ここは第二尚氏王朝の墓だ。

よく考えると第一尚氏王朝の末裔の自分が
なぜクーデター王朝の尊厳を守っているのか意味不明だった。

「第二尚氏王朝さえなければ、
ぼくは今頃、首里天加那志か、王子様か、
悪くても按司だったのに。

そしたら流行の衣装を清国から取り寄せて
毎日楽しく遊んで暮らせたのに」

「テンペスト(下) 277-」(池上永一著/角川書店)

せっかく玉陵まで来ても、
「ふぅ~ん」で終わったらもったいない!

ワタシ的、玉陵の見所は2つ。

まず1つ目は欄干や岩の上のシーサーやレリーフ。

遠くて見えにくい…という人は、
カメラをズームさせてファインダー越しに見てみるのもいいですよ☆

おもしろいシーサーたちにお目見えできます。
まさに古のゆるキャラです
(首里城の欄干のシーサーもお見逃しなく)

 

↓欄干の左の動物は…蝙蝠か…。

なんてたくましい蝙蝠なんだ(笑)
(※蝙蝠は中国では縁起物のモチーフです)

ってツッコミつつ楽しめます(笑)

 

*追記*
…あっ…?もしかしてコレ、
蝙蝠じゃなくて翼の生えた猫(豹)?どっちだ?

もうヒトツの見所は屋根。

瓦ではなくて、板葺きのさまを模したつくりになっています。

古琉球の首里城は、瓦ではなく板葺きの屋根であり、
この玉陵の屋根を見ればその様子を忍ぶことができる、ということです。
(参/「誰も見たことのない琉球」)

玉陵は、第一尚氏王統の陵墓「天山陵」を模しているとも言われているのだとか。

是非、テンペストだけでなく古琉球の世界にも思いを馳せて
楽しんでみてくださいね♪

 

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古琉球といえば、
小説「百十踏揚」を読みはじめた方や古琉球ビギナーの方へ、
古琉球の人物相関図ありますよ★
人物関係の整理に使えたらどうぞ~♪
(絵はちょっと古いけど~;)

  

人物相関図(1450~1460年)

 人物相関図(三山時代)


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知念グスク

2011年10月07日 | ・琉球史散策/神話・近代

琉球の王国は中山から始まりますが、

琉球の国土は南山から始まる、

…と言ってもいいほど南山、つまり本島南部はたくさんの琉球神話の土地であり、
独特な雰囲気をもっています。

今風に言えば、スピリチュアル、でしょうか。

中山が京都だとしたら、
南山は奈良っていうイメージ(笑)

華やかさというよりは、厳かな雰囲気というか。

神秘的な雰囲気というか。

人間の、俗的な喧騒が似合わない、というか。

南山には、琉球の創世神「アマミキヨ」がつくったといわれる琉球七獄のうち5つが集中。

琉球で最大の聖地とされていて世界遺産でもある斎場御嶽 )、

神の島、久高島のクボー御嶽、
(久高島、高校の時行ったことあるけどまた行ってみたいな~)

くりぬかれた岩の城門が特徴的な玉城グスク )、

エリア一帯が丸まる聖地であるヤブサツの浦原ヤハラヅカサとか)、

そして、もうヒトツが知念グスク

実は2009年の7月に既に散策していましたが、
2年以上も過ぎて、やっとブログでご紹介です。
(写真ももちろん2009年7月のもの。今は復元進んで見た目違うかも~?

実は南山のグスク、行ってるのにまだブログで紹介してないのたくさんあるある…。
志喜屋グスクは紹介してるのに、糸数グスクはまだという(笑)

なので、ちょっと南山関連の史跡をまとめて紹介してけたらと思います。

さて、知念グスク。

琉球七獄の1つでもある立派な聖地です。

そして、王国時代から現代にも続く
聖地巡礼「東御廻り(あがりうまーい)」のスポットでもあります。

グスク時代の初期につくられたグスクなかでもかなり古いものになるそうです。

古城と、新城の2つの郭から成っているそうです。

↑の門は新城の裏門。

修復工事中でした。

今はどうなっているのかな。

この2009年の7月に行って以来、
知念グスク行ってないからな。。。

案内板によると、
新城は尚真王の異母兄弟である内間大親が築いたとも言われているようですが
真相は不明だそうです。

もともとは代々の知念按司が住んでいたのでしょうが、

琉球七獄の1つでもある重要な聖地(霊場)と尚真王の権威とがむすびついた、
宗教的グスクという点で重要、なのだとか。

城内にあった御嶽。

草むらに見え隠れする古い石垣。

知念グスクまでの道のり(森の中)にあるのは……

石畳の跡?

この日は雨が降ったりやんだりのお天気で、
とても滑りやすい足元でした。

グスクめぐりは、歩きやすい靴で行きましょう☆

南山のグスク密集エリアはこんな風景がぼこぼこ見える。

小雨にかすんで神秘さが増す。

 

中山では見られない、

そして北山ともちょっと違う、

どこか原始的な光景。

 

 首里城や中城グスク、勝連グスクのような
メジャーなエリアではありませんが、
でもちょっとディープな沖縄旅行がしたい方にはお勧めの南山エリアですヨ

 

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2枚目の写真に写ってるのは大学の恩師です。
初の来沖でグスク巡りでした。しかもかなりディープな(笑)
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必要なら、

2011年10月06日 | ・徒然日記

 

「必要なら」 動け

 

 

「可能なら」 ではない

 

 

 

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千寿コウ新聞記事

2011年10月05日 | ・『テンペスト』徒然

琉球新報/琉球王朝時代の菓子復活 小説をきっかけに「千寿こう」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-182418-storytopic-4.html

 

…ん?

 

なんで今更…?

 

沖縄タイムスでは5ヶ月前の5月10日に報道済みなんだけど…。

 

 

そして、もちろん食べました。

千寿糕に関する過去記事
テンペスト行脚~千寿コウ&大鶏餃~

 

 

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ふぅ~、やっと肩の荷が下りた…。
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冬の気配

2011年10月04日 | ・徒然日記

 

…寒…っ。

 

雨も梅雨みたいにずーっと降ってて
なんか秋を通り越して冬みたいな感覚。

 

北海道では10センチの積雪だって

 

 

暖かグッズを出したいところだけど、

きっとまた夏日みたいな日が戻ってくるんだろうなぁ。

 

なので、扇風機にはまだガンバってもらいましょう。

 

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