2012年度肝高の阿麻和利6月公演
2012年6月9日(土)・10日(日)
きむたかホール
今回はワタシは土曜の夜公演の1回のみの観劇でした。
(土日とも出勤だったのさ~。来年度は是非日程ずらしてほしい~)
現代版組踊の公演は約2カ月半ぶり!
肝高の阿麻和利は4か月ぶりでした!
アトラクションとかでは見てたけど、
やっぱりアトラクションと公演は違うからね。
さて、今回の公演を見てワタシの感想を一言で表すとしたら
原点回帰
でした。
去年度の卒業公演であれだけ大勢の主力メンバーがごっそり抜けて、
主役の阿麻和利、ヒロインの百十踏揚をはじめとするキャストも一新。
男サンに至っては8割が中学生!
(でも思ってたより人数集まってて嬉しかったな♪←男サンというチームのファンです(笑))
もちろん馴染みのある役者メンバーさんもいましたが
意外な配役だったりしたので
ワタシとしては全面リニューアルくらいの印象でした。
よって、前回のように色々と細かい所まで凝った演出はなく、
シンプルに、基本に戻ったような感じでした。
それぞれが物語や役柄をどのように読み込んで
自分のものにし、工夫し、演じていくのかは
これからの見所かな。
6代目阿麻和利君を観たのは今回で3回目。
去年度のチャレンジ公演で2回見てたからね。
さすがに去年度見た舞台よりはちょっとだけ余裕が出てきたかな?
親しみのある阿麻和利さまです。
でも按司になってからの後半は声とかも太く力強い感じになってました☆
今後も続くであろう“阿麻和利さまとの共同生活”で、
彼はどのような阿麻和利像を表現していくのかナ。
新生・6代目阿麻和利チームはまだまだ始まったばかり。
これからの成長が楽しみです。
それにしても、尚泰久でかっ!!!
びっくりした!
一瞬タオの秀斗さん?って思った(笑)
いつか是非彼に賢雄演じてほしいですね(*^m^*)
体格は武器ですからね。
そんでもって、クールビューティー百十踏揚!
あれっ?彼女の百十踏揚は過去に2度は見てるはずなんだけど…
相変わらずクールはクールなんだけど、今回はまたこれまでと全然違った印象…。
違うコかと思ったし…。
なんか声(発声)、変わった?
ワタシがこれまで見た中では
今までにない百十踏揚の誕生だと思いました。
とにかく、かなりセヂ高そうな雰囲気がありありです。
さて、そんでもって「舞台の華」女性アンサンブルのみなさん。
このチームはもう、鉄壁ですね。
(浪漫の冒頭とか伝令とか、ちょっと振りアレンジしてた…よね?あってる?)
ちなみに「浪漫」では特に“波さん”が好きです
「伝令」はいつ見てもシビレます。大好きです。
そして肝高の詩!
このクライマックスの演舞構成、見るたびに本当によくできてるな~と惚れ惚れします。
各チームのダンスのバリエーションとか、
お客さんから拍手と手拍子を引きだす役者チームの一礼のタイミングとか
そこから客席と一体となってラストに向かう曲の盛り上がりとか。
これはねぇ、アトラクションで見る「肝高の詩」とは全然違いますね。
ぶっちゃけ、劇中で色々至らないところが見え隠れしてたとしても、
クライマックスのこの演舞で全部帳消しになるくらい
コドモタチのパワーとエネルギーがストレートにドーン!!ってキます。
これはもう、問答無用のエネルギー。
実は「曲」だけで言ったら他の現代版組踊シリーズのテーマ曲のほうが
好みのものがあるんですが、
生演奏、演舞、照明、演出が加わった「舞台」として言うと
やっぱりこの「肝高の詩」は1・2を争いますね。
あっ、「阿麻和利の最期」のボーカルさんアレンジ!
会場に響き渡った高音は、まさに「昇天」
(これもっと良くなってく予感!)
*今回の名言*
「グスクって、石と草しかないやし!」
(by肝高の子)
だからよー(笑)
思わず「ぷっ(´ε`*)」ってなりました(笑)
口調がリアルうちなんちゅだったのも舞台上で聞くと妙に新鮮…
そんな毒舌な子&東京から来た子の2人が
クライマックスのセリフでどう心情の変化を言い表すかな、と思いましたが
オーソドックスバージョンでした。
個人的には、
石と草だけというただの「モノ」、ただの「風景」じゃなく、
生きて見えてくる、違って見えてくる(愛着がわく)という心情表現があれば
ツボだったんだけどな。
↑このエピソードはまんまワタシの実体験なんですが(笑)
all photo by ケータイ
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41の91.
公演前に、15分だけダッシュで勝連グスクに寄ってきました。
予定ではなかったのですが、
なんかいつもよりも城壁がとてもきれいに見えたのでつい。
(日光との関係なのか、時々あるんだ。つやつやグスク)
ダッシュしたせいで汗だらだら。
抑汗ケアしてたのに意味なしー
↑資料館横には顔出しパネルもありましたよ。
色々あったけど、一件落着ナノダ。