がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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儀間比呂志展inイチハナリ

2013年12月07日 | ・琉球/沖縄、徒然日記


おばぁバルーン、痩せたように見えたけど…気のせい?(^^;)

 

この間、伊計島に行ってきました!

現在、イチハナリアートプロジェクトの一環として
儀間比呂志展(part2)が開催されています。
夏のイチハナリアートプロジェクトのレポはこちらから

現代版組踊の仲間、「風の声がきこえる」の舞台でも取り上げられていた
沖縄出身、大阪在住の絵本作家・版画家の儀間比呂志さんです。

前回と同様、旧伊計小中学校をそのまま丸ごと展示会場にして
絵本作家として有名な儀間比呂志さんの原画、版木、資料、作品などを
一同に見ることができます!

 


左上の虎退治の絵は津堅島を舞台にした新作です。このしぐさが妙にかわいかったのでセリフを勝手に付けてみた(笑)

 

いやぁ、今回予想以上の充実度でした!

版木や原画は一見の価値あり!

やっぱり絵本として印刷されたものと
原画は色味が違うからね。

儀間比呂志さんが資料として撮った昔の沖縄の風景にも
母ちゃんも含めた年配の方が
「昔はこんなだったのよねぇ~」と言いながら
しげしげと見つめていました。

版木も展示されているのは嬉しかった。

掘り目がすごいキレイでした。

 

 

この展示会はとっても演出が凝っていて、
体験コーナーもありました!

儀間比呂志作品にでてくる昔の沖縄。

その道具や衣装を作品パネルと共に展示し
実際に触ったり着たり動かしてみたりできる!

アダンの葉で作った柄杓はしっかりとした作りで
珊瑚を付けて重石にした桶(?)で甕の水を汲んでみたり、、
石臼では実際に乾燥大豆を曳いてみたり。

子ども向けにクイズシートも用意されていて
全問クリアするとオリジナル缶バッヂがもらえます★

 

 

母ちゃん、幼き頃の経験を思い出してチャレンジ。
缶バッヂもらって喜んでました(笑)

 

 

畳間では絵本コーナーもあって
自由に読むことができます。

モンゴル800とコラボした詩画集や
オヤケアカハチの物語もあるよ。

↑はアカハチとクイツバ。
※残念ながらアカハチの原画展示はありません

子ども連れの家族もたくさん来ていました!

会期中には読み聞かせや物作り体験も開催されていて
とても充実していました!

ワタシタチも気づけは2時間、3時間。。。

これってそこらへんの美術館以上の質と量です。

 

何より、

入 場 無 料 !!

 

前のイチハナリアートプロジェクトの時も描いたけど
この質と量で入場無料とはアリエナイです

この機会に見なきゃ、損!損!!

この質と量なら美術館だったら1000円近くは取られるぞ、普通。

でも、だからこそ、
1階や3階に設置されているちょっとしたお茶コーナーでは
お金落としてあげたくなる。

っていうか、落とすべし!

パン一つ、珈琲一杯、200円でも300円でもいいから。

眺めのいい景色を見ながらホッと休憩しちゃって!

 

 

できればお土産も買って1000円くらい消費しても全然いい。

だって、あれだけいいものをタダで見させてもらったんだから
せめてこれくらいの対価は払うべきでしょう。

って気持ちになります。 

展示を見て満足されたら
ぜひ、協力・応援のつもりで何か買って下さいね。

イチハナリアートプロジェクトの、いちファンとしてのお願いでした

 

 

ただ、この儀間比呂志展、

明日12月8日(日)までです。

ゴメンナサイ!紹介するの遅くなって~(>_<)
なので今、大急ぎで今写真まとめてUPしてます

10:00~18:00

旧 伊計小中学校

 

子どもから大人、おじぃ、おばぁまで、
これまで美術館とか行ったことない、っていう人でも
気軽に、興味深く楽しめる展示会です!
(会場が元学校だもんね。このシチュエーションがまたいいんだな)

 

伊計島、案外近いです!

勝連グスクから車で20分くらい。

海中道路を伊計島に向かって進めば
道路沿いに案内看板が絶妙なタイミングで出ているので
迷うことはありません。

今日も明日もいいお天気みたいですし、
ドライブがてら是非伊計島に行ってみませんか!?

気持ちいいと思いますよ~

 

今回はALLケータイ写真。
展示会場は全て撮影OKなのでカメラ持参をおススメします。
アートプロジェクトの時の作品も一部残っています

 


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3階の軽食、おススメはバジルそばかなー。
うるまジェラートも出てたよ☆


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多謝-300万アクセス-

2013年12月06日 | ・徒然日記

 

「がじゅまるの樹の下で。」
300万アクセス突破しました



コメント欄、閉じたままにも関わらず
いつもありがとうございます!
(いつか復活させたいんだけど…うーん。メッセージはいつでも承っております☆)

これからもどうぞ御贔屓に
ゆたしくうにげ~さびら~m(_ _)m

 

—和々—

 

 

しかし、記念すべき300万なのに
↑のイラストはタイムスの使い回し&半年前の産物。。。

最近何かイラスト描くことに気持ちが向かにゃい…
(ここ一ヶ月くらい全く手つかず…。…スランプ?)

↑のモモちゃんは肝高の阿麻和利やトヨタverではなく、
ワタシのオリジナルver.

でも前髪の一部、ポンパドールにさせるの忘れちゃった☆てへ。

 

ポンパドール好きです。

大学の時とか髪が長かった頃、前髪はたいていコレでした。
それで後ろをオダンゴにして簪させば簡単和ヘアなのだー。

で、ロング巻きスカートに厚底下駄。

 

…ん?

何の話?

ポンパドールの話。

 


名前の由来は「ポンパドール夫人」かららしい。

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パペット百十踏揚(モモちゃん)

2013年12月05日 | ・沖縄トヨタ×琉球偉人

この子↑が登場するトヨタカローラ沖縄のCM、
第2弾「チャンプルー篇」が放送開始してます
(youtubeへのUPはもうちょっと待っててね)

今回は百十踏揚も阿麻和利も
しっかり登場しておしゃべりしています(笑)ので
是非チェキラー

前も書いたけど、
たいてい私は夕方のOTVニュースの枠で見ています。
(カローラ沖縄が提供なのです)

毎日じゃないけど、1日置きくらいに必ず放送してますよ。
今日は「みんなが待ってた篇」も両方やってたよ。

 

というわけで、実は先日パペットモモちゃんと遊んできました
(この日は阿麻和利はお留守番)

大きいので重いと思いきや、かなり軽い!

そして、

映像より実物の方がカワイイ。

「なんだお前、かわいいな!」

って言いたくなります(笑)

目がプラスチック製で周りの光を反射してくれるので
ちゃんと目に生気があるのだ。

目の反射は生き物の生気を表現するのに1番大事と思ってる。
ちなみにワタシは絵をぬる時、目(瞳)を先に塗ります。
早く生気を宿してあげたいから。

 

「いや~ん、はずかし~ぃ(*^^*)」

 


制作の電通沖縄もワタシも、もう「モモちゃん」呼ばわりです。
打ち合わせの時もメールの時も「モモちゃん」。

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ポスターデザイン

2013年12月04日 | ・現代版組踊レポ

 

今回のアカハチポスターデザインが秀逸

バラシイ

シンプルなのに物語性が感じられる、
いい写真とデザインだと思う

 


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瓦のあった崎山御嶽

2013年12月03日 | ・琉球歴史/文化風景

写真データを探して過去ファイルを遡っていたら
発掘された2009年度末に撮った写真。

崎山御嶽。

 

沖縄・琉球と言えば瓦屋根の建物をイメージしますが
古琉球の時代は首里城正殿も含めて板葺が主流。

でも瓦葺きが全くなかったわけではなく
ごくごく一部の建築物には使われていました。

ただし現在認識されているのはたったの5カ所。

以前も記事で書いているのですが、おさらい。

 

まずは琉球王の居城、首里城、
(※ただし正殿ではなく門などに利用か。正殿は板葺)

※追記※
志魯・布里の乱後に再建された首里城正殿は板葺なのですが
それ以前の首里城正殿は瓦葺きだった可能性もあるようです。

2つ目が(中山)王の前の居城である浦添グスク、

3つ目が王府の重要なサポート集団、華人の居住地の久米村、

4つ目が勝連グスク(!)、

そして、5つ目が首里城の南に位置するこの崎山御嶽。

 

瓦という視点でみてもここが非常に重要な御嶽だったのが分かりますね

(そして勝連グスクがいかに栄華を誇っていたのかもわかるという…
でも勝連グスクも首里城と同様、門に利用する程度だったかも?) 

察度の子の屋敷跡だって。

武寧の兄弟ってことね。
(異母だろうけど)

尚巴志の前王統である察度の関係があるなら
浦添グスク同様、瓦があってもおかしくないね。

 

琉球における瓦って面白い。
今ちょっと興味ある題材。

当時の瓦工房が北山だったかもっていうのがまた、ね

琉球の瓦に関する研究書をこの間本屋で見たんだけど
(「琉球古瓦の研究」上原靜著/榕樹書林)
高かったのでさすがに買いませんでした

図書館にあったら見てみたいかも。

 

*おまけ*

レタッチでちょっといじってみたら、
すごく霊験あらたかな感じになったの図(笑)

キラキラ~ん

 


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いつの間にやら50回目の、

2013年12月02日 | ・肝高の阿麻和利レポ

肝高の阿麻和利11月公演

2013年11月30日(土)

きむたかホール

 

7代目の阿麻和利お披露目の夜公演のみ見てきました。

7代目阿麻和利君、配役表で名前をみたとたん、

 

へぇっ!?」

 

でした。

 

実はこの7代目君、まだこのブログのコメント欄が解放されてた頃、
姉弟そろってよくコメントをくれてたので、名前を覚えてる子だったのです。

(コメントなどでアプローチしてくれた子の名前はちゃんと覚えます☆
でもアンサンブルとかだと役者とは違って誰が誰だかは分からないのですが…(^^;))

 

と同時に、

 

 

…え、確かこの子、中学生じゃなかったっけ???

 

 

はい、ビ ン ゴ ー 。

公演後のあまわり浪漫の会のブログ
ばっちり「中学3年」と紹介されてました。

 

うはぁ~、これはまた若い阿麻和利誕生だね!

なるほど、今後3年を見越しての長期担当か。

それにしても男サン出身だし、中学生だし、
これはかなり思い切っての大抜擢!?

…と思ったのですが。

 

はぁ~、こりゃまいった。

中3で、しかも役者としての初舞台で、
これだけできるとは大したもんだ。

声もいいし、なかなか堂々とした立ち振る舞い。

これから3年かけてどう成長し、彼なりの阿麻和利像を作り上げて行くのか
非常に楽しみになりました。

ちなみにワタシ個人的な印象なのですが、
阿麻和利のタイプとしては5代目・6代目君と系統は似てるかな?
という感じです。

2代目・3代目君は結構「THE男!!」って感じで
4代目君はちょっと緩和されたけど(ビジュアル系だから)、でもまだ男っぽいワイルド感はあって、
5代目からは男臭さというよりは、親しみやすさやかわいさ
っていう印象なのだ。

ワタシとしてはね。

役者の体格のせいもあるかもだけど。
(ちなみにワタシが生で観てるのは4代目君から。2代目3代目は映像等でちょこっと拝見)

 

 

毎度おなじみの今日の賢雄のコーナーは
花織の宴に続いて感激屋さんの泣き虫賢雄

阿麻和利のマブイ抜けの時、阿麻和利に背を向けたままの
ストップモーションは初めて見た気がする。

その後の大泣きも彼女ならではでしょうか。

今回「お」ってなったのは金丸宅での2人の会話。

「酒に酔った所を刺し殺させます」のあと
いつもなら金丸が「賢雄!」と一喝するのですが、無言。
そして思案する長めの「間」もよかったです

「間」、大事だものね。

この「間」があるからこそ、
役者だけじゃなくて観客も感じたり考えたりするんだから。

阿麻和利君は次は「間」を意識してみるといいかも♪

  

 

ところですっかり失念していたのですが、
実は今回が肝高の阿麻和利観劇50回目でした。

4代目君から観はじめて、7代目君へ。

着々と月日は流れているんですね。。。

 

最初の頃は定期公演の4回中、3回とか見るのはざらで。

最近は各1回にセーブしてきたのですが、
正直なところワタシの中でそろそろ「見過ぎた感」が出てきた…かな…と…。

同作品のみを、年に4回、コンスタントに公演する
というのはさすがに肝高の阿麻和利しかないので。

 

ふと、

 

 

「私たち、しばらく距離を置いたほうがいいと思うの…。

違うの!嫌いになったわけじゃないの。

でも、離れて気づくとこともあるって言うか…」

 

っていう、ベタな恋愛模様のセリフが頭を通り過ぎて行きました(笑)
(最近、久しぶりに実家に置きっぱだった「NANA」読み返してるからだはず(笑))

 

しばらく距離を置くのもいいが…

次は卒業公演か。

うーむ、これはやっぱり外せないよ。6代目君の卒業だし。

えーと、その次は…グスク公演か。

これは超特別なんだから行かないとデショ!
(ってか、グスク公演のキャストってどうなるの?日程的には卒業公演後だけど、年度内だったらやっぱり、ねぇ…)

って、これまでと変わんないじゃん

 

というわけで、しばらく距離を置くのはあるのか、
もうちょっと先になるのかな。
別に、そう決めたわけじゃないけど
そういう選択肢もあるなぁと、ふと思ったのですよ。
好きだからこそね(笑)

 

 

話変わって、この間思ったんだけど、
琉球浪漫シアターなどで演じられてきた
阿麻和利スピンオフ的な舞台っていくつかあるんだけど、
(護佐丸、百十踏揚、金丸とか)
あれ、肝高の阿麻和利管轄にして
肝高の阿麻和利メンバーで公演するっていうのは
ダメなのかなぁ?

もし全員が厳しければ、希望者募ってチーム作ってさ。
(それでも50人、60人とかにはなるだろうし)

1年に一回、一物語でも、スピンオフの舞台公演。

阿麻和利とも無関係じゃないし、
TAO Factoryが新しくチームを立ち上げてやるよりは負担もないだろうし、
肝高の阿麻和利メンバーにとっても新鮮な刺激や学びがあるだろうし、
客にとっても「違う舞台」なわけだから興味そそられると思うんだけど…。

「護佐丸」に関しては花織の宴でやってるからいいとしても
「百十踏揚」や「金丸」は、あのまま埋もれさせるには惜しい舞台だがのぅ。。。

 

…ダメ?(´・ω・`)

 


50の116.
今日もご訪問ありがとうございます。
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…あっ!!

現代版組踊友の会のスタンプもらうの忘れた!!!
今回押してたら全部埋まってたのに(T_T)


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12月1日

2013年12月01日 | ・徒然日記

 

12月1日、映画の日。

あー、何も見に行けなかった。

最近、映画館で映画見てない。。。

 

 


肝高の阿麻和利?見たよ。
レビューは明日にでも。

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