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わたしは、ダニエル・ブレイク

2017-05-08 21:24:51 | 本・映画・テレビ

わたしは、ダニエル・ブレイク

「格差社会」という言葉は
当たり前のように使われるようになっている

この映画も格差社会によって生まれた部分を映し出している。
そして
スポットが当たっているのは
格差の下にいる人たち

シングルマザーで都会から追いやられるように引っ越してきたケイティ
心臓病を患い、働きたくても働けない初老のダニエル

実直に真面目に生きてきたダニエル
二人の子どもを抱えながらも
自分の将来の目標も考え
懸命に生きようとしているケイティ

立ちはだかるのは
システム化された役所の手続き

「官僚主義」といわれるものだ

機械的に進む手続きに
つまずき、困惑し、疲弊していく


舞台はイギリス
国が違うこともあり、
身につまされる想いは
正直小さかった
身近にそこまで困窮した人がいない
それも一因かもしれない

だが
先日久しぶりに会った友人は
生活保護の支給対象になるような
困窮した生活者たちと関わる職に就いていた

そこでの話を聞いて
この映画が少なからず日本にも当てはまることを実感した


なぜこのタイトルなのか
それは
映画を観終われば自ずとわかる