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不便を知らぬは便利も実感しようがないこと

2017-02-20 19:54:31 | 日々を歩む


最寄りの映画館まで
自転車で10分かからない
13分あれば余裕を持って
映画館のチケットカウンターまで行ける
半券を片手に椅子に腰を下ろす
スムーズに進むことができれば
そこまで15分だ

巨大スクリーン
部屋全体から響くサウンド
非現実の世界に入り込む


この便利さを実感するときには
必ずといっていいほど
実家の生活が脳内に甦る

北海道の山の中
実家は牧場
周りは牧草地に森
隣の家は1キロ先
自転車で10分かかる

もちろんのことだが
自転車で15分走っても
映画館などない。
町にすらたどり着けない。
車で15分走っても
町までいけない。
そもそも、
地元の町には映画館がない。


「別世界だよなぁ」
と、染み染みと感じる。
そして、
便利すぎることに
恐れすら感じる。

不便さを知っているからこそ
15分で映画館の椅子に座ることができる
その便利すぎる状態を感じることができる。


もともと便利な中で生きていれば
それが当たり前の状態となる。

「不便な生活をしろ」
とは言わないが
便利と不便の尺度はあった方がいい。
映画館に限った話ではない。

不便を知ったうえで
便利さを知ることができると
有難みが生まれやすくなる。
感謝の気持ちも生まれやすくなる。
そんな気がする。


便利なことばかりが増えている世の中
どこに進むのだろうか・・・

不便さの中から生まれる気持ち
零れ落ちているような気がする・・・

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