日本におけるキュビスム
埼玉県立近代美術館
作品総数160点
この美術館で、ここまで多くの作品を集めた企画展はあったのだろうか・・・
通いはじめて5年以上になるが、
そう感じさせるボリューム満点の企画展だった。
画家の名前の羅列だけでも、その雰囲気が伝わってくるだろう。
<キュビスム>
語源は「キューブ」から
「立方体」すなわち、描くものを多角的に観察し
立体的なイメージを作り上げる。
その三次元のイメージを二次元の画面に表現する試み。
それまでの視点が固定された絵画とは、全く異なった手法だった。
まあ、平たく言ってしまうと
「なんのこっちゃ、わからん絵」
が、たくさん並べられてた。
カクカクしてたり、
けばけばしてたり、
交ざりあったり、
あっちむいてホイしてたり、
タリタリタリ・・・
美術に詳しいわけでもないし、
まして美術史なんて知っているわけもない。
だが、
ピカソという芸術家の影響力だけは、
今回の企画展だけでも、強烈に感じ取れる。
日本では「ピカソ風」な作品が流行ったそうだ。
岡本太郎もそうだ。
「ピカソを越える」
そう言っている映像を見た事がる。
キュビスムという絵画手法
楽しみ方も多くあるのだと実感できた企画展
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