![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1f/bd01bb02e1989c468ca8c1af892a4661.jpg)
顔そして眼
誰を思い出すにも、まずは顔だ
身体全体のヴォリームは漠然とした背景に過ぎない
そして眼を描く
執拗に作品に眼を描きこんでいく
一方で眼のあるべきところに眼をぬいてしまう
それも眼だ
それは眼のない凝視により、存在感が逆に強まる
世界をこの眼で見抜きたい
凝視する眼
現実を見透かし、現実の秘密を激しくえぐる眼
確かに岡本太郎の造形物には顔がしっかりあるものが多いかもしれない
この考えも納得がいく
爆発だ
一般的に、奇天烈なイメージがぬぐえない岡本太郎ではあるが
(実際にそうであるが…)
著書などを読むと、とてもロジカルな考えをもっていることがわかる
美術史の変遷を揶揄しながら、自分のゆるぎない考えを発言している
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b6/91c3d28eb713af3ae4a035d8fea8a09c.jpg)
これが、あるべきところの眼をぬいた作品か?
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