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不合格だからこそ浮かび上がる課題

2014-03-24 07:13:19 | カウンセリング
カウンセリングの実技試験。
その場で不合格と自分でわかるミスをした。
「沈黙」
クライアントの質問に対して、適切な言葉を返すことができなかった。

今まで講義を受けた中で、このような状況に対しての明確な対応方法は教えられいない。
これは断言ができる。
学校的に言えば「教科書に載っていない問題がテストに出る」そんなところだろう。

本当に実践的な実技試験だといえる。
ほんもののクライアントは答えを求めてくる人もいるだろう。
「どうしたらいいんでしょうか?」
と言われて、押し黙っているのではカウンセリングはストップしてしまう。
来談者中心療法という理論をベースにして学んでいるが、
相手の話を我が事として受容し伝え返す。
その中から自分の感情や考えや行いに気付いてもらう。
平たく言うと、こういった事を教わっている。
そこで「どうしたらいいでしょうか?」と直接的に言われれば、返す言葉がない。
苦し紛れにこちらが意見を言おうものなら、やり取りが破綻まではいかずとも、
方向性を見失うことは確かだろう。

「沈黙」が起こらないように話を深めていくのも一つの手段になる。
そのためには、もっと向き合った相手のことを理解しようとする姿勢が必要だ。
そして、それに必要なものの一つは…

「脳力」

相手の話を心を込めて聴くのは大前提のこと
「傾聴」という。

そして、聴いた情報をその場で整理して組み立てていかねばならない。
「集中力」「短期記憶力」「そしてその記憶を引き出す力」「並列処理力」
それらすべて「脳力」といえる機能だ。


カウンセラーとしての心構えやスキルは講義で学ぶことができる。
だが、実戦で必要な「脳力」のことまで言われることはない。
どんなに寄り添って心を込めて聴いたとしても、
それを相手に上手に伝え返す力がないとカウンセラーとしては難しいだろう。
それを痛感した。
気持ちも心構えも重要ではあるが「脳力」も必要不可欠だ。


もしも合格ラインスレスレでなんとか合格できたとしていたら、
たぶん、この問題を発見することはできなかっただろう。
浮かれた気分で、たいした振り返りもせずに進んでいっただろう。

次に向けての課題がはっきりと見えた。
できることなら不合格ではありたくなかったが、必要だった不合格と捉えればいい。
次に向けての課題と言ったが、これは一生研鑽するべきことでもある。

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