東京に居ながらにして新潟ご当地ラーメンの燕三条系を食べられるお店がココ。新潟県にある「酒麺亭潤・らーめん処潤」の系列店で、都内では「らーめん潤 蒲田店」「らーめん潤 亀戸店」の2店舗あり。
東京のラーメン店らしいカウンターのみの狭い店内は14時近い時間にもかかわらず満員。
「中華そば(中盛)」730円
こちら酒麺亭潤の系列らしく磯海苔が乗っかってきます。軽く煮干しの香るベースに醤油ダレ、背脂の甘さがふわっと漂い食欲を湧き立ててきます。
背脂は標準量で頼みましたが、見た目よりもさっぱりしてるので、もっと多く頼んでも良かったかも。もちっとした太麺がスープによく絡み、やや甘めのスープに刻み玉ネギが薬味を効かせます。
東京だなぁと感じるのはこちらで「ねぎらーめん」を頼むと”万能ねぎ”がプラストッピングされるところ。燕三条では普通タマネギが増量されますので。
あと「越後みそらーめん」というメニューがあって、こちらは割りスープが付いてます。…って同一店で新潟ご当地ラーメンのもう一つ「割りスープ付き濃厚味噌ラーメン」も出してるわけですね。なんか新潟の観光物産の役目も果たしているという(^^;
昨年末に食した同系列店の「滋魂(じこん)@新潟県新潟市」が、魚介系を強めた独自のメニュー展開なのに対して「らーめん潤 亀戸店」は燕三条系の良さを受け継ぎつつ、万人向けに少し甘めのライト系なスープに仕立てているかなという印象です。
とはいえ燕三条系のアイデンティティをしっかり感じる組立て。このレベルのものが新潟まで行かなくても近場で食べられるというのは羨ましい限りです。仙台にも一店舗欲しいすねー。