とうとう、安倍さんの内閣で集団的自衛権が閣議決定されてしまった。
安倍さん曰く、
「これで戦争に巻き込まれるどころか、抑止力が働いて日本に戦争を仕掛ける国がなくなっていく。」
なんていう言い草!
日本では平和的人道的な作業とおもわれている『機雷撤去』なんていう作業も、国際的には「武力行使」と見られ、
その行為をするだけで戦争当事国から攻撃を受ける可能性が高まるっていうのに
この言い草なんだから
詭弁もはなはだしいよ。
あの悪名高きナチのヒットラーもさ、
第2次大戦前も、戦争が始まってからもずっとこのように主張してた。
「われわれは平和を望んでいる。関係国が平和を望めば平和が訪れる。戦争になってしまったのは、我々をこのような武力行使に追い込んだ関係国の責任なのだ。」とね。
そして国内的には
「軍事力をしっかりと整え、周辺国から舐められないようにしておけば、わがドイツ帝国に戦争しかける国はなくなるであろう。」とも主張してたんだ。
ほら、ほら。
まるで今回の安倍さんのコメントによく似てないかい?
つまり、
このことから学ぶべきは
「軍事力を強化しても戦争の抑止力なんかにはなりえない。逆に周辺国が警戒し、戦争への懸念が強まる」っていうことなんだよね。
さあ、どうしよう。
なんかしら活動しなくちゃと考えているんだけど
はて、どういう風にしよう。
憲法違反をこのまま認めるわけにはいかない。
この憲法があったからこそ
日本が戦争に巻き込まれなかったし、
巻き込まれないように最大限の努力がなされたわけだし、
戦争が起きないような努力が最大限なされてきたわけだから
これが覆されるっていうことは
戦争回避への努力がなされなくなっていく、というわけだ。
中国がどうのとか、
朝鮮半島がどうのとか言ってる場合じゃない。
日本がどうあるべきかの話なんだから、
そういう周辺国の話を持ち出すべきじゃないんだよ。
とにかく、みなさん!
ここはしっかりと考えていくべきだと思う。
まだ行政のトップが解釈変更しただけだ。
国会が拒否すれば白紙にもどるだろうし、
司法が違憲を主張もできる。
われわれも平和憲法を守るために主張していくことが大事だと思うよ。