yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

どうとでも取れる文言に注意しよう。

2014年07月03日 | 国際・政治

「日本の存続に重大な危機のおそれがあるときに・・・」と安倍内閣は主張してるけど、

『おそれ』なんて言い出したら

今現在だって様々な『おそれ』があるじゃない?

例えば、

北朝鮮の日本に対するかたくなな態度は対日戦争に駆り立てる『おそれ』、とか

韓国の日本に対する反発は対日経済の妨害や竹島侵略の『おそれ』、とか

中国の尖閣諸島への侵略の『おそれ』、とか

イラクの内戦のことでも、

イラクから結構な石油を輸入してるわけだし、

それがストップすることへの日本経済への重大な影響の『おそれ』、とか。

ホント、『おそれ』なんて言い出したらキリがないよ。

そのときの政府が『おそれ』を感じたら自衛権発動だなんて・・・。

これまでのどんな戦争も

「他国侵略」を大義名分にして始めた戦争なんてありゃしない。

どの国も「自衛」の名のもとに戦争が行われてきたんだ。

『集団的自衛権』なんて言い方するからわかりづらい。

つまりは自国への直接的な武力行使じゃなくても、

例えば経済封鎖とか、同盟国への攻撃とかでも『自国の危機』に直面したと判断されれば戦争を起こすことができるよ、ということだ。

 

よく

「隣に泥棒が入られてるのに・・・」なんていう主張があるけど

理不尽な犯罪行為と

国家間の戦争を混同するのは根本的に間違ってる。

国家間の戦争はお互いが「正義」を主張して譲らないときに起きるもんなんだよね。

だから高度な外交戦術を駆使することで武力衝突を回避することが可能なわけ。

こういうことを閣議決定するということは

すなわち、

その外交戦術を持ってないということなんだよね、安倍政権は。

 

ホントに、微々たる力しかないけれど

この「憲法解釈の変更の閣議決定」にはがんばって反対していこうとおもう。

Inu_no_hone

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コメント
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