JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

3代目アンテナアナライザー(COMET_CAA-500Mark2/改)

2023年05月21日 21時50分02秒 | 測定器系

2月下旬に、7セグ表示部の点滅によって周波数の読み取りが不可能になるという、致命的な症状が頻発していたアンテナアナライザーだが、この問題症状が発生した3月中旬から下旬にかけて、「これは近々、COMET_CAA-500Mark2@後継モデルに更新だな。」と決めていた。

そして、ようやく資金確保の見通しが付いたのでポチるタイミングを待っていた時、某ハムショップがメーカー型番の後ろに“/改”を追加したモデルを発表した。

その内容は、COMETの標準モデルに、①電池フタ用のボルトを手締め仕様&標準のボルトは付属、②平置き用ゴム足を4か所追加、③外部電源@PDモバイルバッテリー用電源コードを付属、④液晶保護フィルム貼り付け済み、という計4件を追加したものらしい。

これを踏まえて、期間限定の割引を含めた価格と得られる結果を比較した結果、“/改”Ver.の方がオトクで作業性が良くなりそうだし、乾電池をPDモバイルバッテリーに置き換えることで液漏れリスクをゼロに出来ると判断。早速オーダーし、更に溜まっていたポイントを併用して金額を抑えた。

-・・・-
そして現物を入手。見出し写真にもあるように、外箱の型番に“改”が貼り付けてあった。見た瞬間「そこまでやったんだ~。」と思ったけど、よくよく考えたらハムショップ側も標準品との取り違い防止などのためには有効なプランであることに気付く。



保証に関しては特別意識していなかったけど、お店で説明された時に「あ~、半年あるんやね。」と改めて意識することになった。

 

取説はA5タテを長手方向に二つ折り状態で入っていたが、ページが16ページあるみたい。見た瞬間「ネット検索であらかじめ入手してたものは8ページだったのに、倍増?」と思ったけど、これは単に後半8ページが英語Ver.だっただけで、実質は8ページのままだった。ちょっとしたフェイントに、まんまと引っ掛かってしまった(笑)。



動作確認は外部電源の接続確認も併せて行った。まぁ、単に乾電池が無かっただけだけどね。それで、アンテナ端子には、初代アンテナアナライザー@クラニシ_BR-200に付属していたダミーロードを取り付けて測定。結果は、どのバンドもSWR≒1.00、Z=50Ω、X=0で、周波数やバンドを変えても全く変わらなかった。はい、完璧でございます。



2代目アンテナアナライザーで行っていた視差低減対策を踏まえ、左右方向はセンター、上下方向はSWR1.5の目盛り付近を正面に見る位置に、ハイトゲージで刻んだケガキ線の両サイドに養生テープを貼り付けた。ただ、このアナライザーには液晶画面が有るので、実際にどの程度アナログメーターを使う流れになるのかは不明だ。だけど、必要な時に視差を防げないのもストレスなので、これでOKだ。



平置き用のゴム足は貼り付け済みだけど、立て置きするためのものは何も付いていない。そこで、PDモバイルバッテリーなどで使った滑り止めシートを、超強力両面テープで貼り付けた。貼り付け範囲は、立て置き時に着地する面全体とウラ側の電池フタの直前までとした。これで何かに持たれさせてナナメ置きした時でも滑り止めになる。ちなみに今回は、過去のカットで発生した切片で賄ったため、中途半端な所に合わせ目がある。

-・・・-
という感じで、最初の確認と使い始める前に思いついた小ネタを行った。とりあえず、3月にペンディングにしたものを含めて、待ちのアンテナが幾つもある。季節がら調整作業がやり辛くなってくるタイミングだが、需要や時間帯を考えて少しずつ進めたいと思う。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 送信時の消費電流を測定(FT-... | トップ | ネジ山修正ヤスリ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

測定器系」カテゴリの最新記事