いくら現時点で受信がメインのリグと言っても、成り行き次第ではFT-857DMの後釜という使命を負わせているFT-891M。既に送信機として登録するための変更申請?届?も総通へ郵送しており、次に見ておきたいことは送信出力が仕様を満たしているかである。
と言うことで、先日登場したクラニシの通過型電力計“RW-211A”@廃業会社製モデルで測定してみた。ただし変更手続きが上記の状況なので、アンテナではなく第一電波のダミーロード“DL1000”@生産終了モデルを用いる。で、それらを同軸ケーブルで接続して、UP写真のようにセッティングした。
今回の測定はFMで行う。付属のハンドマイクさえ接続すれば、一番楽に送信操作が出来るからだ。で、FT-891MでFMを運用できるバンドは28と50なので、送信周波数は個人的にハイパワーで運用する機会が多いと思う29MHz台とした。
結果、写真では見辛いが54Wくらいの所まで指針が触れた。ご存じだとは思うが、送信時に超過してしまう電力は、定格出力(今回は50W)に対して上限20%(同10W)まで許容されている。【参照元:無線設備規則第2章第1節第14条第1項8】従ってこの結果は、これを満たしているので問題は無い。
本当は他のバンドやモードも見ておきたいが、時間が無いので今回はここまで。あとは変更手続きが無事に終わってから、試験電波等で確認できればと思う。
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