JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

50MHz用ホイップアンテナの確認

2011年06月11日 21時17分47秒 | 50MHzアンテナ

先日のJARL富山県支部の集いでは、お楽しみ抽選会で50MHz用のセンターローディングホイップが当たった。今日はこのアンテナの共振周波数を測って、すぐに使えるのか確認した。「すぐに使えるのか」とはどんな意味かというと、私の車のアース事情が絡んでいる。

ホイップアンテナのアースには第一電波のマグネットアースシートを使っており、その接続コードの長さは購入時のままである。マグネットアースシートのマニュアルによると、50MHz帯で使用する場合は接続コードをカットして使用する旨書いてあり、カット後に取り付けるワッシャ(電極)まで付属されている。ここまでやってあるのだから、かなりの高い確率でカットする結果になるのだろう。で、これをやらずに済むのかが焦点である。

当たったアンテナは、コメットのHA050という型番で、L=1000のモノバンドセンターローディングホイップだ。アンテナのマニュアルによると、VSWR≦1.5の範囲は±1MHzで周波数調整されているとのことなので、おそらくf0=51.00MHz付近になっていると考えられる。

早速私のモービルで確認してみると、VSWR≦1.5の範囲は47.654~50.062MHz(帯域幅=2.408MHz)、VSWRのボトム値は1.05であったが、f0は48.858MHzとなり、現状の環境でそのまま使用することはできない結果となった。VSWRのボトム値が1.05なのでエレメントを短くすればバンド内に調整することは可能であるが、モービル自体にアース等の変動要素が多いことと、50MHzのアンテナは他にもフルサイズのホイップなど何本か持っているので、今の状況で当たったアンテナは使用しないことにした。折角いただいたのに使用しないというのは心苦しい思いもあるが、ご理解いただきたい。


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