国鉄が7社のJRに分割民営化された頃、それぞれの会社が自社の特徴を表現(あるいは国鉄イメージを払拭)する等の理由によって、既存の車両の塗装色が変更されていった。これは大糸線も例外ではなく、これまでの大糸線プレイバック記事でUPした写真の被写体(いわゆる大糸色)がそれだ。
それから15年以上が経った平成中期の頃、全国でリバイバルネタが聞こえ始め、大糸線でも車両の塗装色を国鉄時代のもの(と言っても他の路線にあったものも選択肢に含める)に変更する第1弾としてキハ52-115が朱色&クリーム色の塗装となり、そのお披露目的な乗車&撮影イベントが開催され、参加した。
■大糸線 北小谷-平岩(撮影日:2004年8月1日)
イベントでは、駅撮り2か所とフィールド2か所で撮影するプログラムで、その内フィールド1か所がUP写真の所だ。
場所は平岩駅から約1km。大糸線の“真那板山トンネル”という路線最長のトンネルがあり、その北西側に“姫川渓谷いで湯の広場”という公園に設けられた小高い丘っぽい所から撮影した。
この日は撮影会ということで、かなり減速~数分の停止が行われ、縦横両方の構図で撮影できた。
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撮影会の他に、鱒寿司の昼食会、鉄道グッズオークション、レンガ車庫見学&撮影会が行われ、特に後者の2件は初めての体験だ。個人的に鉄道会社が主催するイベントの参加機会はご縁が薄い中、貴重な体験だった。また機会があればと思う。
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P.S.
使用カメラがデジイチ@NikonのDシリーズ以外の写真は、辺比4:3で撮影していますが、掲載写真は3:2にトリミングしたものを掲載しています。その理由や目的などの詳細は、こちらを参照願います。
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