イヌガラシ[犬芥子](アブラナ科)
道端や草地などに生える多年草。
全体無毛で、茎は粗大で分枝し、高さ10~50cmになります。根生葉は羽状に裂け、茎葉は鋸歯があり被針形です。3~9月、茎先に総状花序をつけ、黄色い4弁花を咲かせます。
食用にならず、役に立たないことから「イヌ」とついているそうですが、犬には迷惑な話ですね。
このイヌガラシは、ガードレール際のアスファルトの隙間から生えていました。道端の根性もの。ぜひ探してみてください。
スカシタゴボウ[透田牛蒡](アブラナ科)
水田や道端の湿り気のあるところに生える越年草。根出葉は羽状に裂け、茎葉は上部ほど裂け方が浅く、基部は耳状にはりだして茎を抱きます。
4~10月、茎先に黄色い4弁花を咲かせます。イヌガラシに似ていますが、葉の裂け方が深く、果実は長さ5~8mmの短角果です。イヌガラシは長角果となります。
投稿時は、イヌガラシと思い記事にしましたが、後日イヌガラシの画像と比較して、果実の違いに気付き訂正しました。
4月中旬 横浜市内にて