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ヨーロッパ原産の1年草で、飼料や緑肥用として導入されたのですが、今では畑や川原などでよく見られる帰化植物です。
よく似た在来種にクサフジがありますが、ナヨクサフジは花柄が蕚の横に着く、舷部[げんぶ](旗弁の立った部分)が爪部[そうぶ](後ろの筒状の部分)より短いなどの特徴があるそうです。
この花は、境川沿いにある遊歩道脇に群生していたものです。
ナヨクサフジを初めて見たのは近所にあるブドウ畑のネットでした。一時はすごい勢いで生えていましたが、畑の持ち主が刈り取ったりして、とうとう去年は生えてきませんでした。
花が多く咲く様は見事ですが、畑などに侵入したら繁殖力がすごいようなので厄介ですね。
5月上旬 大和市内にて
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