自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

実り、色々・・・

2012-09-04 21:16:00 | お散歩
サンゴジュ[珊瑚樹](スイカズラ科)
6月の終わりに、小さな白い花をたくさん咲かせていたサンゴジュ。8月の終わりには、赤く色付き始めた実をたくさんつけていました。
このあと、実はもっと赤味を増し、果柄も赤く染まります。その様子から「サンゴジュ」と名付けられたそうですが、そんな姿を見られるのはもうすぐでしょうね。

6月の花

タケニグサ[竹似草](ケシ科)
林縁の土手では、タケニグサも実をつけていました。
少し乾燥気味のこの実を振ると、サラサラとかすかな音を立てます。風に揺られて、この実が立てた音を聞いてみるのも風情があると思うのですが、世の中は騒々しくて、その音を聞き取ることは難しいかもしれません。なかなか思うようには行かぬものです。
タケニグサは有毒植物ですが、茎や葉を便所に入れてウジ殺しにも利用したそうです。今の子供たちは、そんなことを聞いても何の事だか分からないでしょうね。
忘れられていく、利用法でしょう・・・

タケニグサの花

8月下旬 横浜市内にて

コメント (10)
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