ガマズミ[莢蒾](スイカズラ科)
林縁の木々を眺めながら歩いていると、何かモコモコした物に気付きました。
ガマズミの実に何かが紛れているようです。
このモコモコの正体は虫こぶです。ガマズミミケフシといって、ガマズミの実に産み付けられた卵が孵って、中に幼虫がいるのです。なんか舌を噛みそうな名ですが、ガマズミの実にある毛のついた虫こぶ、という意味でしょうか。
虫こぶは今まで何度か載せていますが、いろいろな種類があるのですね。
ガマズミの実は、このあと赤く熟していきます。赤く熟した実の味見を楽しみにしているのですが、気を付けて採らないととんでもない物を口にしてしまいそうです。
ガマズミの花
8月下旬 横浜市内にて