コクサギ[小臭木](ミカン科)
1月に乾いた果皮の残った姿を見たコクサギ、夏を過ぎ緑色をした実をつけていました。
今年も花を見る機会が無く残念な思いをしていましたが、こうして果実の姿を見ることができてよかったです。
コクサギの果実は、1~4分果からなります。この実は4分果ですね。
以前にも載せましたが、このあと成熟すると、果皮が裂けると同時に内果皮の反転により、種子を遠くに飛ばすそうです。
種子を飛ばす姿、見ることができると嬉しいのですが、難しそうですね。
昨日載せたカラスザンショウ同様に、葉には油点がたくさんあります。
葉や枝にはアルカロイドを含み、家畜の皮膚の殺虫などに使用したそうです。
これも身近な薬草だったのですね。
1月のコクサギ
9月上旬 大和市内にて