自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

期待の蕾・・・ボケ

2011-01-16 18:37:00 | 家族


ボケ[木瓜](バラ科)
以前にも載せたことのある、友人宅に植えられたボケです。そろそろ花が咲いているかなと思いましたが、ようやく蕾が緩み始めたところでした。
2年前の夏、友達がボケの実を採って、果実酒を作りました。秋に家族で食事会をした時、そのボケ酒を飲ませてもらったのです。去年は、花は咲いたものの、その数は少なく、実りも悪かったそうで、果実酒を作ることができませんでした。
今年は今のところ蕾の数も多く、夏の実りを期待できそうです。友達はボケ酒を作ることを今から楽しみにしています。私もボケ酒の味実が楽しみです。
この蕾と同様に、私たちの期待も膨らみます・・・

2009年の花

1月中旬 横浜市内にて

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三行脈の葉・・・ヤブニッケイ

2011-01-15 20:37:00 | 家族


ヤブニッケイ[藪肉桂](クスノキ科)
関東・北陸以西の四国、九州、琉球に生える常緑高木。葉は三行脈が明瞭で長楕円形、先が短くとがり、長さは7~10cm。表面は光沢があり、裏面は灰白色で無毛です。6月、長い花柄の先に数個の花を散形に咲かせ、秋には黒紫色に熟す実をつけます。
柿田川湧水群の周りには、色々な植物が生えているそうですが、このヤブニッケイはその中のひとつです。艶のある黒い実が、まだ幾つも残っていました。
このきれいな水は、豊かな緑を育てているといいたいのですが、すぐ近くには国道1号線が通っていて、とても車の通りも多い所です。奇跡的に残された湧水群は、以前に比べるとその湧水量も減ってしまっているそうです。
いつまでも、その水が枯れないことを祈ります。

1月上旬 静岡県内にて

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清流で遊ぶ・・・

2011-01-14 21:01:00 | 家族

セグロセキレイ[背黒鶺鴒](セキレイ科)


キセキレイ[黄鶺鴒](セキレイ科)

柿田川湧水の散策路からの眺めを楽しんでいたら、こんな鳥たちも水際で餌探しをしていました。
綺麗な水辺で暮らすことができて、羨ましく思いながら見ていたのです。
このキセキレイやセグロセキレイは、私の住む町を流れる境川でも見ることができます。
綺麗になったとはいえ、この柿田川の水には遠く及ばない川の水で暮らす鳥たちのことを思うと、なんか可哀想に思えてきますね。その川の水を汚したのは、私たち人間です。このようなきれいな風景を見て、反省をしなければいけませんね。

この2枚の写真は、下の子供が撮りました。先日載せた富士山の写真は、上の子供が撮ったものです。時々、私よりいい写真を撮ることもあるので侮れません。同じカメラを使っているので、カメラのせいにはできないのです。

境川のセグロセキレイキセキレイ

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貴重な水草・・・ミシマバイカモ

2011-01-13 20:55:00 | 家族


ミシマバイカモ[三島梅花藻](キンポウゲ科)
水底に根を張り水中で生育する沈水植物。花床は有毛で、浮葉ができるのが特徴です。浮葉は掌状に深裂し、外側2~3の裂片は糸状です。5~9月に白色花を多く咲かせます。
三島市で発見されたことからこの名がありますが、今ではこの柿田川湧水でしか自生してない希少種だそうです。
この時は花が咲いていませんでした。この花もいつか見てみたいと思っているので、やはりもう一度訪れなければならないですね。
きれいに咲いている様子を見ることができるといいのですが、その頃に訪れるのはいつになるでしょう。今は予定できません・・・

1月上旬 静岡県内にて

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湧き出る泉・・・

2011-01-12 21:28:00 | 家族


柿田川湧水群
40kmほど離れた富士山に降った雪や雨が、三島溶岩流の間を通り、長い年月をかけてここに湧水し、柿田川として流れ出ています。柿田川は全長1200m程しかないそうですが、その全てが湧水からなるそうです。
以前、saeさんの「薔薇街道」で、紹介されていたのを見て、一度訪れてみたいと思っていたのですが、今回のミステリーツアーで実現することができました。
これは、第二展望台から見た湧水です。文字通り青く透き通った水が、こんこんと湧き出ていました。画面右下の部分がこの湧水の中心です。水底の砂が舞っている事が分かるでしょうか。



こちらは川沿いに設けられた遊歩道からの眺めです。柔らかい冬の陽射しが水面を照らして、とても素敵な風景でした。
時間の都合上、40分ほどの散策でしたが、ますますこの川の虜になってしまいました。
貴重な動植物も見られるそうなので、もっとゆっくりと散策してみたいという思いが強くなりました。
この柿田川湧水群を紹介してもらっただけでも、今回のツアーに参加してよかったと思います。

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