自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ひと際赤く・・・サネカズラ

2011-01-11 20:37:00 | 家族


サネカズラ[実葛](マツブサ科)
神社の周りを見ていると、あちらこちらにフウトウカズラが生えています。その中でひと際赤い実を見つけ、熟しきると濃くなるのかなと思ったら、それはサネカズラの実でした。
木の根元にあった実は、フウトウカズラの葉の中にあったので、勘違いしたようです。よく見れば、サネカズラの葉もありました。
一昨年、花が咲くところから、実がなり始め、色付く様子を観察したサネカズラは、どういう訳か、去年枯れてしまって、観察することができませんでした。とても形のよい実をつけていたので、すごく残念な思いがし、他のサネカズラを観察する気になれずにいたのです。
こんな所でサネカズラの実に出会って、とても嬉しく思いました。今年は近所で花の咲く株を、新たに探してみたいと思います。

2009年の実

1月上旬 静岡県内にて

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再会・・・フウトウカズラ

2011-01-10 22:36:00 | 家族


フウトウカズラ[風藤葛](コショウ科
神社の裏手の方には、「頼朝政子の腰掛石」という、二人が座って話をしたという石があります。その石を見物しがてら、裏手の林を見ていると、こんな赤い実を見つけました。よく見ると、そこいら中の木や壁にへばりつくように繁っています。
これは以前、下田の方で見たことのあるフウトウカズラのようです。あの時は春休みで、花が咲く寸前のところでした。一度実の生る姿を見てみたいと思っていたのですが、これも思わぬ所で見ることができました。
フウトウカズラは、あのコショウと同属です。しかし、実には辛味が無いそうで、香辛料としては用いられないということです。これだけ見ると、コショウの実にそっくりですが、残念ですね。

2007年のフウトウカズラ

1月上旬 静岡県内にて

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捧げる木・・・サカキ

2011-01-09 19:20:00 | 家族


サカキ[榊](ツバキ科)
茨城・石川以西の本州、四国、九州の山地などに生える常緑小高木~低木。葉は互生し鋸歯はありません。6~7月、花弁が蕚片より著しく長い白色花を咲かせます。
神前に捧げる木としてよく用いられます。先日載せたヒサカキは、サカキの代用として用いられますが、葉の感じはずいぶん違いますね。またヒサカキは単性花でふつう雌雄異株なのに対して、サカキの花は両性花です。
このサカキは、伊豆山神社の手水舎脇に生えていました。黒く熟した実を幾つも付けていたのですが、サカキを見たのは初めてだと思います。実が付いていなかったら、気に留めることもなかったかもしれません。初めての出会いを喜びながら、今度は花を見てみたいと思いました。
いつ会えるか分かりませんが・・・

ヒサカキの実

1月上旬 静岡県内にて

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日帰り旅行へ・・・

2011-01-08 19:06:00 | 家族


松の内が明けて、正月気分も抜けようかという今日ですが、皆さんはどのようにお正月を過ごされたでしょうか。私は家族で、日帰りバス旅行へ行ってきたのですが、行き先は当日のお楽しみというミステリーツアーと銘打ったものに参加しました。
横浜駅を出発したバスは、東名高速に乗り、厚木で小田原厚木道路へと進みます。何となく伊豆方面かなと皆が思い始めたとき、最初の目的地が明かされました。
それがこの伊豆山神社です。神社のHPによると、「当社は古来伊豆大権現、又は走湯大権現、伊豆御宮とも走湯社とも称され、略して伊豆山又は走湯山と呼ばれていましたが、 明治になって現在の社名に改称されました。
御創立の年代は、悠久の昔であって確な記録は残されておりませんが、人皇御五代孝昭天皇の御代と伝えられております。
平冶の乱後、平家の手により伊豆国に配流の身となっていた、源頼朝が源家再興のことを当社に祈願し、後鎌倉に幕府を開くに及んで、 驚く当社を崇敬した・・・」とありますが、その源頼朝と北条政子との恋の舞台としても有名だそうです。
私は今まで行ったことがなかったのですが、境内からの海の眺めも素敵でした。
画面中央にある輪を「茅の輪」といいますが、私はこれも初めて見ました。
以前、ひろしさんの「舞岡公園の自然」で採り上げられていたのを見て、いつか見に行きたいと思っていたのですが、思いがけずここで目にすることができました。
この「茅」とは、チガヤやスゲ、ススキなどを指すそうですが、この茅の輪は何で作られているのでしょうね。そんなことを思いながら、竹でできた枠に掲げられていた、作法にのっとり、茅の輪くぐりをしてきました。

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黒い実、ここにも・・・シャリンバイ

2011-01-07 21:03:00 | お散歩


シャリンバイ[車輪梅](バラ科)
昨日載せたネズミモチの実を撮っていると、なにやら様子の違う実があることに気付きました。よく見ると葉の形も違います。これはシャリンバイの実ですね。
シャリンバイも生垣として使われたり、公園や道路の植え込みにもよく植えられています。このシャリンバイ、道路際で埃にまみれながら実をつけて、よく頑張っているなと思います。
花期は5~6月だそうですが、まだその季節に花を撮ったことがありません。今年はきれいに咲いているところを撮ってみたいと思います。

2007年のシャリンバイ

12月下旬 大和市内にて

コメント (6)
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