自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ヤマにも出会って・・・

2019-05-08 21:56:00 | 家族
ヤマエンゴサク[山延胡索](ケシ科)
本州~四国、九州の山野の林内や林縁に生える多年草。葉は2~3回3出複葉で、小葉は普通3~4裂しますが、小葉は変化が多く、円形のものもあります。葉柄の付け根にある苞葉は櫛状に切れ込みます。
4~5月、青紫~赤紫色の花を咲かせます。
念願のヤマエンゴサクとも出会うことができました。先日載せたジロボウエンゴサクに似ていますが、こちらは苞葉が切れ込みます。茎から直接出ているように見える小さな葉が苞葉です。
小葉の切れ込みも少ないタイプのようですね。
歩く人も多いところだったので、ゆっくりと撮ることができなかったのが残念でした。

ジロボウエンゴサクの花

4月下旬 長野県内にて

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初めてのスミレ・・・

2019-05-07 22:12:00 | 家族
シハイスミレ[紫背菫](スミレ科)
中部以西の本州~四国、九州の低地~山地の林縁などに生える多年草。葉は披針形~長卵形で、葉裏は紫色を帯びます。
4~5月に濃紅紫色~淡紅紫色の花を咲かせます。側弁は無毛で、距はやや上に曲がります。
連休中に日帰りで軽井沢まで家族で行ってきました。
散策中に出会ったスミレですが、はっきりシハイスミレと言い切れません。
初めて出会った花なので、記録として残しておきます。

4月下旬 長野県内にて

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芽が出て・・・

2019-05-06 21:28:00 | お散歩
コナラ[小楢](ブナ科)
ここはコナラなどの生える林の中。面白い光景に出会いました。
林床にはたくさんのコナラの実、ドングリが落ちています。
画面左のドングリから順に見てください。
左のドングリは、地上に落ちています。そのすぐ右隣りのドングリ、ちょっとわかり辛いのですが、奥側の先から細い根が出てきて、地面に入り込んでいます。
そのすぐ右側には、殻が落ちて子葉が顔を覗かせています。
そして画面中央には、本葉の展開した若いコナラが観察できます。
まるでコナラの芽生えの標本を見ているようですね。
本来ならば、子葉は地中に隠れていて、栄養分を供給しているそうですが、ここでは地上で発芽したため、このような姿を見ることができたようです。
林の中では、このように命が受け継がれているのですね。

4月中旬 横浜市内にて

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一重というか・・・

2019-05-05 18:52:00 | お散歩
ヤマブキ[山吹](バラ科)
よく歩く林縁で、ヤマブキの花も咲いていました。
ヤマブキには一重咲きと八重咲とがありますが、ここの花は一重咲きばかりです。
今年も記録として花を撮ってみたのですが、家に帰って見てみたら、中央の花の花弁が多いように思えます。
一重は通常5弁花ですが、この花は6弁か7弁ありますね。撮るときに気付いて、もっと観察してくれば良かったです。
いつもの花と思っても、きちんと観察することが大事なのですね。

平成最後の週末に、また風邪をひいてしまいました。
この連休は飛び飛びで仕事があったり、家族や友人との予定があったりで、更新も滞りがちです。
令和の時代もよろしくお願いいたします。

2017年の花

4月中旬 横浜市内にて

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