観劇:タニマチ金魚『三日月に揺られて笑う』

2010年02月27日 09時29分11秒 | エンタメのかけら

役者が主宰するユニットの場合、
作家はある程度、主宰者を立たせるべきだと思う。
単独で主宰したのではなく、
二人三人と複数で主宰している場合なら、
一応、その人たちが平等に立つように書くべきではないか。
そう思っている。

というのも、
ここ1年ほどの間に見た何本かの舞台で、
主宰者がないがしろにされているような芝居を数多く見たからだ。

もう少し主宰者を立たせてやれよ。

何度もそう思ったものだ。

そういう意味では、
今回のタニマチ金魚は理想形だ。

主宰者の牧野エミさん、楠見薫さん、中道裕子さん、
3人がいい塩梅で立っている。

さすが土田英夫さん。
プロの仕事だ。

あのコスプレはちょっと反則だけど。