NHKとフォークソング

2014年09月09日 09時00分17秒 | 業界のかけら

Eテレで放送中の『戦後サブカルチャー史』によると、
はっぴいえんどや荒井由実が作る音楽は、
当時主流だった歌謡曲、さらにその背後にある”ザ・芸能界”に対するカウンターとして誕生した、
と言っていた。

なるほど。

フォークソングに関する言及は少なかったが、
やはりフォークソングも同様の存在と見られていた時期があるそうだ。

その証拠に、歌謡曲(=芸能界)とだけ向き合っていたNHKでは、
当時、フォークソングを扱うことはほとんどなく、
あれだけ豊富な映像素材がある局なのにも関わらず、
フォークソングを歌うミュージシャンの映像はかなり少ないという。

長年、音楽番組に関わってきたスタッフがいうのだから、
確かな話だと思う。