田んぼに柳の生える

2017年01月11日 09時02分15秒 | その他のかけら

今でも週末になると東北の被災地へ
ボランティア活動をしに行っている友人がいる。

先週も福島に行ってきたというので、
どんなことをしてきたのか話を聞いた。

今回は再び米作りを始めるに向けて、
田んぼの整備をしてきたという。

彼らが作業する前の田んぼの写真を見せてもらった。

そこにあったのは完全な藪だった。

一面に高い草が生え、絡み合い、
その合間に、細い木まで生えている。

細い木の正体は柳だという。

この柳が一番厄介だそうだ。
草刈り機では切れは、
チェンソーでも細い幹がしなって切れない。
枝切用の機械を使って切るしかない。

それにしても驚いたのは、
芒やその他の草はどこからか種が飛んでくるのもわかるが、
柳もどこからかやってきたということだ。

柳はどうこからどうやって田んぼに来たのだろうか。

草や木を払った後の写真を見ると、確かにそこは田んぼだった。

しかし実際、田んぼとして使うためには、
地面の下に残る根も掘り起こさなければならない。
それには重機も必要となってくる。

こういう事実が今も続いていることを記録しておく。