頭が回ったり、気が回らなかったり

2018年12月31日 15時37分37秒 | コメディのかけら
大晦日のスーパーは大変なことになっていた。

レジは大行列。

僕の順番まであと4人というところで、
前の男性が電話をかけ、
「そろそろだから」

すると妻と子どもたちが、
買い物カゴを持ってやってきた。

どうやら二手に分かれ、
夫が先にレジに並んでいたようだ。

う~む。
小癪なマネをする。
こういうのを世間では、
「ダンドリの良い人」と呼ぶのだろう。

だが、その後の行動はまるで正反対だった。

カゴは1つなのに、なぜか妻と子どもと3人で並ぶ。
その分、列は長くなる。

会計の時も、
なぜか妻が一万円札を出し、
夫はジップロックに入れた小銭を出し、
釣り銭が無いよう支払おうとして四苦八苦。
挙句の果てには、小銭が足りなかったのか、
妻が千円札を出していたし。

つまり彼らは、
自分たちのことには頭が回るが、
周囲の人のことにはまったく気が回らない、
そういう人だったようだ。

年末に喜劇的な愚か者を観て、楽しみました。