海外送金とみずほ銀行

2019年04月04日 23時09分05秒 | コメディのかけら
近所のみずほ銀行に行った。

海外の銀行に送金する用事があったのだ。

専用の窓口に行く。
出てきたのは若い女性行員だ。

「海外への送金は初めてですか」
「初めてです」

しかし必要な事項は聞いてあったので、
すでに用意してある旨を伝えると、

「マネーロンダリング防止にために、
 まず送金できるかどうか確認させて頂きます」

え?
10万円前後の送金だったので、
その程度の金でマネーロンダリングする奴なんているのか、
と思ったが、

「送金先の銀行と支店名、住所、口座番号はお分かりなりますか」

もちろん、控えて来ている。
確認に必要なのだろう。
メモして渡そうと思っていると、

「いえ、まだ送金できるかどうかわからないので」

え?
え?

釈然としないまま、
口頭で銀行、支店名、住所、口座番号を告げた。

しかし女性行員はメモを取らない。
丸暗記できるのか?
できるわけないし、
仮にできたとしても、メモしないとダメだろ、そこは。

そして、奥に引っ込んで、
しばらくして戻ってきて、
再びとんでもないことを言い出した。

今回は我が家の家人(小)、つまり娘に送るためだったのだが、
親子関係を証明できる書類が必要だというのだ。

「それはたとえば何ですか?」
「住民票とかですね」
「住民票?
 そのためにわざわざ役所に行って、
 しかも手数料を払って、
 住民票を入手しないと送金できないんですか」
「当行はそういう決まりになっておりまして」
「どこの銀行もそうなんですか」
「他の銀行のことはわかりかねます」

ここで席を立った。

他の銀行はどうなのか?

近くの東京三菱UFJ銀行で尋ねてみた。

フロアの案内係がとても親切に説明してくれた。
(みずほの窓口の女性よりはるかに親切に!)
しかも、親子関係を証明するための書類が必要なんて、
面倒なこともない。

結論。
海外送金をする時は、みずほ銀行はさけるべし。