視聴率が渋滞

2019年04月13日 19時24分55秒 | 業界のかけら

番組制作者としては、
視聴率が良いに越したことはない。
それだけ多くの方に観て頂いた証なのだから。

しかし最近、視聴率の混乱が始まった。

これまで視聴率といえば、
「世帯視聴率」と呼ばれるものだった。
これがすべて。

(「ビデオリサーチ」と「ニールセン」という2つの世帯視聴率が
 存在した時代もあるけど、もはや知る人も少ないだろうなあ)

だが、「個人視聴率」というものが試験導入され、
それを重要視するテレビ局が現れた。

またある局は、高齢層を省いた「コア」と呼ばれる層の
視聴率を重視するようになった。

今でも世帯視聴率を最重要視する局もある。

「視聴率」ではなく「視聴質」という指標も生まれ、
これからは「視聴質」の時代だ!という声もある。

こうなってくると、
そもそもの視聴率の存在意義という話になる。

視聴率というのは突き詰めれば、
その番組枠をスポンサーに買ってもらうための、
セールスポイントの1つ。

さて、今後スポンサーは、何を判断材料にするのか?

その心配は局の営業は広告代理店にまかせておいて、
現場としては、粛々と自分たちが「良い」思う番組を作るだけである。

(もちろん、局のトップが、「ウチの局は今後○○を重視する!」と
 大号令をかければ、現場も従うけど、そこまで踏み切るトップは、
 なかなか現れない気もするが…どうだろ?)

治療法のネーミング

2019年04月13日 09時34分42秒 | アイデアのかけら


がん治療に関して、


「標準治療」というネーミングが、


誤解を招いている気がしてならない。



「並」みたいな感じだ。


だから「上」や「特上」があると勘違いする人が絶えない。



そろそろ医学界も、新しい名前を考えたらどうなんだろ。