『ポツンと一軒家』を観ながら考えたこと

2019年04月10日 09時32分53秒 | 業界のかけら

4月7日の『ポツンと一軒家』を観て、
個人的に驚いたことがあったので、備忘録。

ある物件に向かう途中、
路面が凍結しており、
取材車が立ち往生してしまった。
結局、JAFを呼んで助けてもらうことに。

驚いたのは、ここから。
JAFによる救出作業が丁寧に描かれていた。

融雪剤を撒く。
タイヤにカバー式のチェーンを被せる。
どれも僕は初めて知る内容だった。

という点では、
とても興味深く、そのシーンを観たのだが、
一般的には、番組の本筋とは異なる救出シーンを、
ここまで使うことはないのではないか。

JAFが来て無事救出。
気を取り直して、調査再開。
というのが、通常の流れだろう。
しかしあえて、救出の手順を細かに紹介していたことが、
新鮮だったのだ。

現場のスタッフが、
救出作業の様子をつぶさに撮っていたことも素晴らしい。
(ディレクター諸氏は、「それぐらい当然!」と思われるかも
 しれないが、僕は「よく撮っておいたなあ」と感心したのだ)

同時間帯にやっている『世界の果てまでイッテQ!』は、
それまでの常識ならば使っているはずのシーンをあえてカットする
編集が新鮮だった。
今回の『ポツンと一軒家』はその逆。

なるほどなあ。
こういうやり方もあるなあ。

と、得るものが大きかったので、備忘録。