公式『古舘伊知郎トーキングブルースアーカイブス』にアップしている、
「古舘版・名づけえぬもの」は、
注釈にもあるように、ベケットの「名づけえぬもの」という小説が、
下敷きとなっています。
なぜこの作品を使おうという話になったのかは、覚えていません。
集英社の田中さんの提案だったような気もします。
この手の「完全台本」パートは僕の担当で、
これもまた、僕が書くことになりました。
なんとも難解なというか、
何が書いているのかさっぱりである長編小説を読み、
「言葉」というテーマにあった箇所を選び、
その中の文章をコラージュし、
さらにグルーチョ・マルクス風のオリジナルの台詞を組み込み、
台本を作成しました。
ご覧頂ければわかると思いますが、
この脈絡のない長台詞を、よくぞ古舘さん、覚えたものです。
凄いです。
そして、ここからが裏話。
当時、僕はまだひとり暮らしで、
いくらでも自宅に籠もって台本を書くことができたのですが、
なかなか書き始めることができなくて、
自分を追い込むために、
ホテルに自主カンヅメをすることにしました。
しかし、自主カンヅメできる日程を考えると、
当初言われていた締め切りに間に合いません。
そこで、今回は正直に、自主カンヅメをし、集中して書くので、
締め切りを伸ばしてほしい旨を伝えました。
あくまで自主的なカンヅメなので、
宿泊代は自分で出すつもりだったのですが、
この話を聞いた古舘さんが「宿泊代は出す」と言ってくれました。
あれはとてもありがたかった。
宿泊したのは、確か渋谷の「エクセル東急」です。
そして、この後、『トーキング』作家陣の自主カンヅメブームが起きました。
樋口さんは、僕よりもっといいホテルに自主カンヅメした記憶がありますが、
記憶違いかもしれません。
まあなんというか、大変だったけど、楽しい時間でした。
「古舘版・名づけえぬもの」は、
注釈にもあるように、ベケットの「名づけえぬもの」という小説が、
下敷きとなっています。
なぜこの作品を使おうという話になったのかは、覚えていません。
集英社の田中さんの提案だったような気もします。
この手の「完全台本」パートは僕の担当で、
これもまた、僕が書くことになりました。
なんとも難解なというか、
何が書いているのかさっぱりである長編小説を読み、
「言葉」というテーマにあった箇所を選び、
その中の文章をコラージュし、
さらにグルーチョ・マルクス風のオリジナルの台詞を組み込み、
台本を作成しました。
ご覧頂ければわかると思いますが、
この脈絡のない長台詞を、よくぞ古舘さん、覚えたものです。
凄いです。
そして、ここからが裏話。
当時、僕はまだひとり暮らしで、
いくらでも自宅に籠もって台本を書くことができたのですが、
なかなか書き始めることができなくて、
自分を追い込むために、
ホテルに自主カンヅメをすることにしました。
しかし、自主カンヅメできる日程を考えると、
当初言われていた締め切りに間に合いません。
そこで、今回は正直に、自主カンヅメをし、集中して書くので、
締め切りを伸ばしてほしい旨を伝えました。
あくまで自主的なカンヅメなので、
宿泊代は自分で出すつもりだったのですが、
この話を聞いた古舘さんが「宿泊代は出す」と言ってくれました。
あれはとてもありがたかった。
宿泊したのは、確か渋谷の「エクセル東急」です。
そして、この後、『トーキング』作家陣の自主カンヅメブームが起きました。
樋口さんは、僕よりもっといいホテルに自主カンヅメした記憶がありますが、
記憶違いかもしれません。
まあなんというか、大変だったけど、楽しい時間でした。