目の前の客遠くの客

2021年12月23日 16時05分26秒 | アイデアのかけら
渋谷のはずれにある焼鳥屋に行った。
今までに何度か行ったことのある店だ。
人気店で、その日もほぼ満席だった。

「駆けつけ3本」とばかりに、串を頼む。
お通しを肴にビールを飲みながら待つ。

しかし、なかなか来ない。
混み合っているとはいえ、さすがに待たせすぎではないか。

ふと焼き場を見ると、ぎっしりと串が並んでいた。
あの中に、我々の注文したものもあるに違いない。

ところが、焼き上がった串が我々のところに来ることはなかった。

ではどこに行ったのか?

傍らの透明なフードパックに詰められ、
そのまま運ばれていった、Uber Eatsの配達員のもとへ。

これだったのか、料理の提供が遅い理由は!

おそらく緊急事態宣言中に、
Uber Eatsを受け付けるようになったのだろう。

我が家の近所にも、その期間だけテイクアウトしていた店はある。
しかし、解除されると同時に、テイクアウトは止めた。
店の厨房は、あくまで店の客の数に対応できるように出来ており、
テイクアウトの注文まで受けると、破綻するからである。

だが、この店は続けていた。
だから、スムーズに料理を提供ができなくなってしまったのだ。

追加の注文をするたびに同じ目にあった。

店が経営方針をそう変えたならば仕方ないが、
待たされる身としてはいささか気分が悪い。

店の人はそんな客の気持ちに気づいているのだろうか。

2021 年12月22日の備忘録(キャッシュカードの交換を申し込む)

2021年12月23日 09時02分25秒 | 日々のかけら
Dec.22(Wed.)

■今日という日。

朝、プレッシャーのかかる宿題。一応、用意してあったが、これでいいのかどうかと直前まで悩む。送信。

11時半、オンライン会議。楽しくも、どこか不穏な空気を孕んでいる。会議後、作家仲間からLINE。同じ空気を感じたようだ。対面ならば、帰り道に話ができるのだが、今はそれができない。

磁気異常を起こしているキャッシュカードを新たに発行してもらうため、駅前の銀行に行く。この手のことは予約が必要。予約は面倒だが、予約のおかげで待つこともない。便利と面倒の背中合わせ。カードが届くまで10日ほどかかるという。年明けになりそうだ。

某町中華で野菜ラーメンの昼食。ほぼ食べ終えた頃、入ってきた新たな客が席につくなり「今の時間、タバコ吸えます?」しまった、この店、喫煙できるんだった。あとひと口で店を出るタイミングでよかった。

帰還。気温のせいか、何をする気力も起こらず。短編小説をひとつ読む。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を観始めるが、30分で挫折。ポッターな気分ではなかったようだ。

夜、都内某所で少人数の忘年会。焼き鳥を食べる。

珍しく24時少し前に帰還。冬至だ。ゆず湯に入ろうと思ったが、家人(大)も力尽きたようで、風呂に入った形跡がない。疲れていたので、ゆず湯は明日にすることにする。