山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

猫が乗ってくれる

2010-04-07 | なんとなく報告
本を届けにコマミヤさんの家に行ったらお留守で
代わりに玄関の前で寝ていた猫と遊びました。
いつもはつかまらない猫なのに、昨日はどういう気まぐれか。


喜んで、写真を撮る。

ぜんぜん降りようとしないので名残惜しかったけれど
仕方なく別れてきました。

年度末

2010-03-31 | なんとなく報告
明日はいよいよ!今年度の終わりです←表現が嬉しそうですが、別に嬉しくありません。
今月付けでやるべきこと満載ですが、少々ばてており、なかなか体が動きません。
力尽きたというより、燃え尽き症候群的な感じです。
サラリーマンの皆さんよりははるかに緩い毎日を送っていると思いますが
時間的に一見緩くても、指示してくれる人が誰もいないというのは、意外に面倒なものです。
考えている時間というのは、たとえばキーボードをたたいて文字を生産していくよりあいまいで、なんだか達成感がなく、われながら仕事をしたとは認めがたいところがあります。考えたことも、考えただけでは一つ間違えば幻であるし、単純な作業をして汗を流した方がずっと楽しいように思います。
少なくとも、単純な作業をして「出来上がった」感じより、はるかに生産性が感じられないのが考える仕事です。考えるという形の見えない仕事を、ある程度単純な作業を通して形へと転換していくことで、なぐさめられるかもしれません。

そうはいうものの、全く創造性を要しない事務処理だけになると、モチベーションは全然上がらなくなります←今日のような日のこと。助成金の最後を締めくくるための事務処理に追われる。学ぶこともほとんどないし、一番やな感じです。

春 カエルもお目覚め

2010-03-02 | なんとなく報告
数日前から、まるでゴールデンウィークかしらと思うような暖かさ。
一昨日は、一日中途切れることのない雨が降った。今日もまた、春の嵐のような雨。
2日前の夜中、カエルが鳴いていた。
もう冬眠から覚めたようです。
庭の白梅も咲いてきたし。

早くから暖かくなって、一時的なものだろうと思っていたけど、
一向に冬にはもどらない。このまま春になっていくのだろう。

うかうかしていられない感じ。

仕事というのは、つねに飽和量だけあって、減るってことは、きっとないのだと思う。
ここまでが飽和量、っていうラインを、もっと下げたい。
たんすの中にパンパンに服を入れると風水的に悪いっていう。
そういう感じ。
パンパンに押し込んで、無理やりふたしている。
お漬物じゃないんだからね。


毎日、日中は、ブログに書きたいことが次々浮かぶのだけど
夜になると疲れるのかなんなのか、すべて忘れている。
あれ、なんだっけ……と。(ただの物忘れです。疲れてませんっ!)

ほんの数日だけどまた本作りでめちゃな生活していたので
早く戻さないと。
夜中の2時から、本の原稿の修正してレイアウトして、表紙デザインしてからテープ5本起こすのがノルマなんて、そりゃ無理だわね。スケ管できてません。進歩ないです。
夢は、ゆうかんまだむになって、毎日手芸とガーデニングとダンスにいそしむことです。
念じれば叶うかも。
でも、念じないのがミソですね。どうやらほんとの夢じゃないらしい。

でも、今度の本作りは、主になってくれるひともほかにいて、快く協力してくれる「助っ人」もいて、助かった。何より、気持ち的に楽です。
人間ってやっぱりみんなと一緒に生きていく生き物なんだと思う。

Amazon の透視力に驚く 邪悪なものの撃退法

2010-02-20 | なんとなく報告
他人の邪悪な感情がふりかかってきても一切動じない精神力を持ちたいものだが、修練が足りないわたくしですので、昨日はその邪悪なるものに少々打ちのめさたイヤな日でした。

それで、「邪悪なるものから身を守るのに一番いい方法は?」
などと寝る前にメールで友だちに尋ねたりしていたのだけど、
朝起きてAmazonのサイトを見たら
New for you(あなたへのオススメ商品)のコーナーのトップに
『邪悪なものの鎮め方』って本が出ていた……。

恐るべし、Amazon ……
なんで分かるの??
かなり動揺……。


以下のようにある。
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「邪悪なもの」と遭遇したとき、人間はどうふるまうべきか?
「どうしていいかわからないけれど、何かしないとたいへんなことになる」極限的な状況で、適切に対処できる知見とはどのようなものか?
この難問に、ウチダ先生がきっぱりお答えします。
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おお、きっぱり答えていただこうではないの!
この本、買い!


さらに読むと、
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村上春樹『1Q84』の物語構造、コピーキャット型犯罪が内包する恐るべき罠、ミラーニューロンと幽体離脱、被害者の呪い、霊的体験とのつきあい方から、草食系男子の問題にいたるで、「本当ですか!?」と叫びたくなる驚愕の読書体験の連続。不透明な時代を生き延びるため「裏版テキスト」。
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そういう答えなら要らない気がします。

なんでオススメされているのか、教えてもらいたい。


3カ月半かかって戻ってきた郵便

2010-01-31 | なんとなく報告
10月17日に投函したインドネシア・ジョグジャカルタ宛ての郵便が、あて先不明で戻ってきた。届いてないことは、相手からのメールで知っていたけれど。
届かなかったことより、3カ月半もかかって戻ってきたことの方が不思議。
言っちゃ悪いけど、インドネシアだから、郵便もなくなっちゃって戻ってきたりはしないだろうと思っていたのに戻ってきたオドロキと
そのことに3カ月半もかけることができることに対する不思議さ。
この郵便、一体どこで何をしていたのだろう…………????????

東京とオバマさんと葛根湯

2009-11-14 | なんとなく報告
オバマさんと同じ日に東京に行ったので、そのまま居残ってオバマさんの見物をしたかったのだけど、仕方も調べていなかったし、頭痛もひどいので、金曜日の夜のうちに帰ってきた(あれ、きのうのことか……)。
サントリーホールに観衆が1800人集まったと聞いたので、もしかして見物する術があったのかしらと思ったが、推察するに、行ってもいいようなちゃんとした人だけ行けたのではないかと思う。エラい人とか、有名な人とか。
昨日東京はどこの駅にもおまわりさんがいっぱいいました。

それにしても、アメリカの大統領に会ってみたいなどと思いつくのは、私的に過去に例のないことであり、オバマさんのスター性を感じます。
日本の総理大臣にさえ、会ってみたいとは思わないのに。
オバマさんって俳優になってもよかったんじゃないかと思うが、俳優になるよりは、本物の大統領になった方が世の中にははるかに貢献できている。あなたは正しい! ほめてつかわす!
でも引退後は俳優になってもいいよ。


数日前から続く頭痛。日に日にひどくなる。日に日に薬が効かなくなる。中毒か?
知人に葛根湯が効くと提案され、呑んでみた。最初は効いた気がしたけど、だんだん頭痛の威力に負けてきたようで、ひどい。
葛根湯っておいしくない?っていったら、その知人は、「おいしくない! 苦い!」って断言するんだけど、やっぱりおいしい気がする。
最初苦いけど、あとからわきでるほのかな甘味。葛の根のでんぷんの甘さなんでしょうか(ただの甘味料か?)。
苦くて甘いのは、ビールと同じ。ずばり、葛根湯はビールの味。


そういうわけで、いちにちほとんどなんにもできずな日。

白洲信哉さんが郡上八幡に

2009-11-14 | なんとなく報告
あの、白洲信哉さん(白洲正子の孫で小林秀雄の孫)が11月29日に郡上八幡に来るという情報をゲットしました。
でも私は行けません。残念。
なんでも、全然広報してないらしく、ネットで検索しても全く出てきません。
皆さん、行きましょう。行かなきゃもったいないですよ。
でも、内容も主催者も全然分かりません。あしからず。
白洲信哉さんは、見るだけでいいんです。はい。
白洲信哉さんを知らない人は、ブログを見るべし。
茂木健一郎さんとお友達なんですが(私じゃなくて白洲さんが)、その茂木健一郎さんもつい先日恵那に来たらしく、そんなこと全然知らず、ショックを受けた私です。


午後1時開場
      1時30分より 4時ころまで

会場  郡上八幡文化センター
     http://www.mapion.co.jp/phonebook/M16006/21219/0575671555-001/
     市役所の隣

入場無料


インドネシア スマトラ島 パダン

2009-10-20 | なんとなく報告
私の好きな町、パダン。
2008年12月。

大通りをクレイジーな彩色をしたバスがたくさん走っていた。
通勤時間だったからか。

数千人がなくなったと推測される先日の地震を
ずっとおいかけて報道しているのが山陽新聞ってのは
どうしてなんだろう。
地方新聞って、なかなかやる。

ここで会った若い夫婦が、日本に働きに来たことがあって
奥さんは四国、彼のほうは鳥取だったと言っていた。
山陽新聞にパダン出身インドネシア人が多いのか?


在インドネシア 日本大使館のサイトにも、
在日本 インドネシア大使館のサイトにも
地震の報道が驚くほどない。
日本にいるインドネシアの人たちは情報入手できるのだろうか。


元祖ふりかけ 熊本の「御飯の友」

2009-10-12 | なんとなく報告
熊本はふりかけ発祥の地だそうです。知らなかった。

ご幼少の頃、ふりかけときゅうりを食べて育ったわたくしとしては、捨てておけない話であります。
なんでも、丸美屋ののりたまができる前、日本で初めて発売されたふりかけが、熊本の「御飯の友」だったそうです。

道の駅で、いろいろなふりかけを見つけ、おおよろこびで買ってきました。
おいしそうでわくわくします。

RICOH  GX200 の問題 およびKiss&シグマについて

2009-08-29 | なんとなく報告
山里とは全く関係のない私的話題で失礼します。


インターフェースのすばらしさのとりこになって買ったRICHO GX200だけど、カメラ素人としては全く考えられないような大きな欠点に今頃気付いて愕然としている。
残念でならない。

問題その1は、シャッタースピードとISO感度のこと。

今ではほとんどのコンパクトデジカメが持っていると思うが、ISO-Auto という、明るさに応じてISO感度を変えてくれる機能がある。
暗いところで写真を撮ることが多いので、もう1台のKissの持っていないこの機能は便利で、これがいいところだと思っていた。

ところが、この機能を使って絞り優先(A)モードで撮影すると、ISO感度は、十分に上がらないのである。
十分にというのは、ここでは、シャッターが十分早く切れる程度まで、という意味。
つまり、シャッタースピードが1/8だろうと1/2だろうとおかまいなく、ISO感度をそんなに上げない(たいてい64とかせいぜい100とか)のだ。(AUTO-HIでも大差ない)
ISO感度の勝手に上がる上限を決めることができて、それを最大の1600にしているが、200まで上がったことはない。

感度を上げると画質が荒れるのでISO感度を上げたくないという趣旨かもしれないが、だからといってそんな手ブレをオススメしてもらっても困る。
先日研修をしてくれたカメラマンのオクダさんは、プロでも1/125以下は手ブレ領域だと言われていた。
コンパクトデジカメに三脚を使うユーザーは多くないし、そういう人は三脚を使う人は上限を100あたりに設定すれば済む話。
シャッタースピード1秒でも、頑として感度を上げないのである。
なんのためのオートなんだろう。

こんな動きしかしないというのは、カメラが壊れているのかと本気で思った。

ネットでその苦情を探し回ったが、さんざん探してやっと1件発見。その苦情には誰もレスしてなかった。

こんなことで本当にいいのでしょうか?
みんななんとも思ってないのでしょうか。
それともやっぱり私のカメラが壊れてるんでしょうか。


問題その2は、上の件にも絡む。感度を上げると画質が荒れること。
荒れすぎ!
ありえないぐらい荒れる。
400で荒れる。
カメラのビューファインダーではっきり分かるぐらい荒れる。
それまでずっとISO-Autoで使っていて、それでは早いシャッターが切れないとやっと気付いた私は、先日初めて400とか800を使って、事情が分からずてっきりカメラが壊れたと思った。
要するに、このカメラは、一応感度1600まで持っているけど、使えるのは200ぐらいまでなのだ。
これって詐欺じゃないの?


でもって、そのことに今まで気付かなかった私!
全く、ふまじめです。ばかです。やる気ないです。鈍感です。
このカメラに変えてからやたら手ブレすると思っていた。
どうもシャッタースピードが毎回遅い気がしていた。
その対応のため、先日新しい三脚も買った。
どうしてISO1600まで上がるカメラに三脚が要るんだろうと思いながら。


どうやらRICHOは、画像を荒らしたくないので、ISO-AUTOのときは64ぐらいまでしか感度を上げない方針らしい。
そういう能力しかないってことを巧妙にとりつくろってる。ひどいと思う。

通好みのカメラのようなので、そういうことに気付かない方が悪い、っていう主張なんだろうか。

こんなカメラに会ったことがなかったので、だまされた気分。
前より高いいいカメラ買って、どうして前より写真が落ちなきゃいけないのか!と思う。

じゃあ、このカメラが嫌いかというと、決して嫌いではない。
かゆいところに手が届く、いや、かゆくなる前に気を利かせる絶妙なインターフェース。デザインもいい感じだし。広角も撮れるし。水平とれてないと教えてくれるし。AEロックができるし。オートフォーカスもできて絞りも変えられて、ワンタッチでマクロになり、フラッシュのON OFFも簡単。すきすき大好きなカメラ。
だからこそ、考えられない欠点が、ほんとうに残念。
インターフェースがよくったって、とれた写真がまずけりゃしょうがない。
何とかしてほしい。(なんともならない)

要するに、明るいところでしか使っちゃダメということだ。
このカメラ1台でどこへでも、という夢は破れてしまった。

そういう意味ではKISSはなかなかいいひとだったんだなぁと見直す。
感度800とか1600にしても、荒れたことが少なくとも私には分からない。多分マニアとかプロとかにしか分からない。普通に見るだけなら何の問題もない。

ただ、KISSは私がたまたま買ったレンズとの相性が悪いらしくて、ピリッとこなかったので使ってなかった。
シグマのズームレンズなんだけど、とうとうレンズを買い換える決心をしてカメラ店に行くと、そこのお兄さんも、「あーそのレンズ甘いんですよ」と言っていた(しかし単に私にお世辞を言っただけかもしれない、と思う率15%)
今日新しいレンズ受け取ってきた。いいか悪いか、使ってみなければ分からない。


話を戻し、もうひとつGX200の欠点を言えば、ピントが合わない。
合わないっていうのか、あるいは合うのが遅いのか分からないけど。
これは大きな欠点。
これも私の腕が悪いからだと思うことにしていたけど、前のカメラではそんなに気を使わなくてもピリッとピントが合っていた。
ごくたまーに、ものすごくピントが来ている写真が撮れる。その写真は、本当に本当にきれいで、これまでのどのカメラ・レンズよりもきれい。ドキドキするぐらい。でもそれが「ごくたまに」でしかないのだ。
たまにそんなのが撮れるもんだから、結局自分が悪いんだろうと思ってしまう。
でも、上に書いたISO-Autoの問題を調べていたら、複数のユーザーが「ピントが合わない」と訴えていたので、わかったのである。


どう考えても、初代のニコンのCOOL PIX が一番きれいだったわ。
なんで? 2002年のカメラなのに。素人向きってことか。


あ~~
明日からまた、KISSとGX200の2台体制か。


だれかこのGX200問題に、何とか言ってほしい。
なんて、自分のブログに書いてもダメか……。

京都 オーガニックカフェ 東西南北

2009-07-27 | なんとなく報告
土日と京都に行っていた。
どちらも高田研一さんの話があったため。
高田さんは本当にまじめで真摯な人で、日曜日の1時間ぐらいの講演のために16ページもの資料を準備されていた。もちろん別途パワポもある。頭が下がる思い。

日曜日の午前、時間があったので、知人の経営する東山(といっていいのか)のカフェへ。900円のランチ。チーズもパンも店主の桜井さんが前から気に入っていつも食べてるものだけど、ほんとおいしい。多分パンは京都で、チーズは西の方から仕入れている。原価率高そう。
京都でこのお値段はお値打ちだと思う。
野菜のフライもいい揚げ具合で油もいいし、おいしかった。
居心地もよくて、大勢の人にこのお店を知ってほしいと思う。

宮本常一を特集した別冊太陽があり、ついつい読みふけって時間に遅れそうになった。

銀閣寺の南西、錦林車庫のバス停の近くのローソンの6軒隣。バス停から銀閣寺方向に戻る100メートルという感じ。


京都はなかなか面白い。
街を楽しむにはいい。

引っ越し

2009-05-30 | なんとなく報告
先週の土曜日から事務所の引っ越しにかかって、何とか必要なものを詰め込み、1時間ほど前にメールも無事開通して、やっと、落ち着けた。
ほっとしている。

自宅から徒歩2分の事務所でやっていたが、最近はその距離がヒジョーーに遠く感じるようになり、とうとう自宅にまた事務所を吸収した。
もともと自宅で仕事をしていたのだけど、今度は前とは別の部屋で仕事できるようにした。
ものすごく快適である!
この仕事スタイルがすっかりお気に入りになった。
最高の気分です、ハイ。

手伝ってくれたショーコさん、Yさん、ありがとう。
くたびれましたが、まだまだ片付けは半月ぐらい、続けないといけない。
ここでどっかり休憩してしまうと、ぐちゃぐちゃのまま、早、数年、なんてことになりかねない。

第1回通常総会終了

2009-05-09 | なんとなく報告
本日、NPO法人山里文化研究所の第1回通常総会を行いました。
会場は恵那市三郷町佐々良木の「茅葺の家」。
窓を開けるとさわやかな山里の風が入ってきて、そこからの景色はきらきら光る水が鮮やかな緑にふちどられた緩やかな棚田。

山里文化研究所の会員は信じられないほどの豪華キャストで、皆さんがいろいろなご意見をくださり、充実した総会でした。
ちょっと希望が持てる結論でした。