山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

けやき平にはカッコイイ木がいっぱい

2008-05-10 | めぐる季節と自然
さむ! 朝とても暖かかったけど、夕方からぐんと寒くなった。講座から帰ってきたら、AND君がストーブがんがん焚いて仕事していた。

森林ガイドの講座を2003年からほぼ月1回やっているけど、今日のような朝からの本格的雨になったのは初めて。これまではほとんど晴れ、たまに降っても通り雨程度だった、という方が、ちょっと変だったのかもしれない。

今日は中津川市のけやき平という所へ。
本当は野麦峠に行くはずだったけれど、予想以上の雪で断念。直前に予定変更したおかげで天気が予測でき、代替地にかきぞれ渓谷なんてものをまちがって選んじゃったりしないですんだ(ほっと胸をなでおろす……)。

けやき平には、抱きつきたくなるような、かっこいいケヤキと、かっこいいトチノキと、何よりかっこいいモミの木があった。モミの木はすっくと立って堂々として頼りがいがあって、いい感じです! かっこいいオーラをがんがん出しています。
樹木にほれぼれしちゃう、というのは、なかなか悪くないものです。

木の上の方から水玉がポローンと落ちてきて、それが幹にぶつかると、ポーンと弾んで下に落ちるのです。水玉が弾むとは、知らなかった……
深い森の中で、大きな木の下で、その様子を見ていると、われを忘れて吸い込まれていくようでした。実際「われ」どころか受講生のお客様のことも忘れてたか……。
皆さんも感激してたようでした。

森と呼べる場所にはなかなか出会えないけれど(ほとんどが林ぽい)、けやき平こそ、森だと感じます。