山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

異常な暑さ でも、ひぐらしが

2008-07-26 | めぐる季節と自然
インドネシア・スマトラ島のタナ・トラジャでは、6月末から7月下旬まで、雨の日のほうが多かった。
全く日本の梅雨と同じだった。
降っている日にはときに朝晩寒く、靴下を買い足したほど。

日本がこんなに暑くなってしまったのはいつからなのだろう。
私の子どもの頃は、30度を超え32度にでもなれば、酷暑だとニュースになった。
いまや日本は人の生きるところではない気がする。
早急に毎夏をどうすごすか考えなければならない。

とにかくこの暑さで、何をする気も起こらず、ただ天気に対してあきれるばかり。
今年も日本にいれば当たり前だと思っていたのだろう。

世界には気温が50度を超えるところもあるらしいが、
どんな感じなのだろう。
以前に中国西域の40度近くのところに行ったとき
そんなに暑いとは思わなかったけれど。

しかしながらスラウエシ島のこの時期の多雨は地球温暖化のせいで、
アジアのいろいろな国で、乾期がなくなっているのだと
途中で出会った日本人が言っていた。
そうなの?

1カ月の不在のせいで、今年はひぐらしを聞き逃してしまったかと思ったけれど
朝晩、まだ、なんとか鳴いていてくれる。