山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ツクツクボーシが

2016-08-04 | めぐる季節と自然

7月の終わりから早くもツクツクボーシが鳴き始めました。とはいっても、まだ2度しか聞いていません。最盛期というにはほど遠く、いまだ早朝と夕方にはヒグラシがさかんに鳴いています。
梅雨が明けたかと思ったら連日雨が降っていて、では梅雨に戻ったのかというと、梅雨のような降り方でもありません。
あまり体調がよくなくてぐずぐずしているのは私だけで、草は私の体調とは関係なく毎日元気よく生い茂り、有機物を盛大に生産しています。植物ってすごいと感心します。
なんて感心している場合ではありません。
早く草を取って対処しなければ。勝手に草が消えてくれたりは絶対にしないのですから。

今日が8月4日ということは、あと3日で立秋です。
まだ盛夏すら来ていない感じですが、別に来なくていいので勝手に秋になってもらいたいものです。

体調が良くないのにそれをかいくぐって無理やり毎週末出かけていました。
写真は、立山の弥陀ヶ原。7月24日。
とてもいいところで四季折々に行きたいものですが、なんせ、すごい人でした。


行ってから知ったのですが、このあたりは局所的に結構硫化水素の臭いがすごいのです。
火山帯ですから仕方ありません。
けれど私は硫化水素にとても弱くて、座り込んで動けなくなってしまいますから
ほかの人たちと離れて待っていました。
小学校の修学旅行で箱根に行ったものの
みんなと一緒に大涌谷の見えるところまで行けなかった残念な思い出がありますが
不思議なもので、だから悲しいのかというと、あんなへんな臭いのところに行かなくて良かったという思いしかありません。
誰にとってもいい臭いではないのだろうと思いますが、それでも我慢して行けてしまう人たちのことが信じられません。
しかし、そういう人たちから見ると、頑として行かない私のことが理解できないに違いありません。

待っている間、高山植物とたわむれていました。