山すそのあちこちにあるハナノキが赤く色づき始めた。
春先の木々の色づきは、紅葉の始まりとはことなり、何もないところにほのかに色が浮かび上がってくるかのようである。マンサクの黄色以外に何も色らしい色のない春の林に、見事な赤色が浮かび上がる様子を、昔の人は春の徴としてさぞかし愛でただろう。
昨日は「街の植物観察」今年度最後の日。ここ数日、この冬一番のような寒さが続いているが、丁寧に草木を見ていけば、すっかり春になっている。タネツケバナ、ナズナも開花、オニノゲシやオニタビラコもしっかり黄色い花を開いていた。シナサワグルミも芽吹き雄花を垂らしていた。NHKビルの裏の公園にハナノキがあるのに気が付いた。すっかり満開で、しかもめずらしいことに雌花だった。石垣には、カキドオシ、ミドリハコベ、オランダミミナグサなども。
来月にはすっかり様相が変わっていることだろうう。
牛久自然観察の森は家から3kmちょっとのところです。 ああいった形で森を残してもらわないと、大人はなかなか森には入れないですね。
小さい頃から知っている森なら、他人の所有地でも入ってしまうのですが、ここでは私はまだよそ者ですから、森に入るのには勇気がいります。
実家の裏に雑木林があったのですが、老人ホームが建ってしまって、昔の面影は無くなってしまいました。
久々にブログ始めました。 良かったら覗いてみてください。
昨年茨城に植生調査に行きましたよ。牛久自然観察の森にも行きました。
先日シナサワグルミの雌花(多分)のつぼみをルーペで見たらツクシそっくりでした。
でも、会社に行く途中の土手で1本だけツクシが顔を出していました。 この辺りでは、あとひと月も経たないうちにツバメがやってきて、田んぼに水が入り、蛙が鳴き始めます。