山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

知らないこと~アケボノソウについて

2007-10-24 | めぐる季節と自然
ちょっときのうの続き。

たとえば、アケボノソウの花弁には緑色の点があって、そこに蜜があるようだ。
私はなめていないから甘いかどうか知らないが、アリがなめていた。

普通花の蜜はポリネーターという花粉運び屋さんのためのごほうびで、蜜を求めてやってきた昆虫や鳥やコウモリに花粉がくっついて、別の花のメシベに受粉される。

でもアケボノソウのこの構造では、アリに花粉がつくようには思えない。
ほかのもっと大型の虫がやってきて花粉運びをするのだろうか。
アリは盗蜜してるだけなんだろうか。

どうみても、蜜を盗まれやすい花の構造である。
なぜか。
そんなことを私は知らない。

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