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蝉の時期も終わったかと思ったら、今日は日差しとともにツクツクボーシがしきりに鳴いています。
カケスも鳴き出しました。
隣のアベマキの大木から、毎日バタバタと大きな実が落ちてきています。
落ちたばかりの実はつやつやしています。
カケスはアベマキが落ち始めると必ずやってきます。
両頬とのどとくちばしとで4個もの大きな実をくわえて、1キロぐらいの距離を、アベマキの実を運んで貯蔵するそうです。(本で読みました)
なので、カケスにとっては今が最大の収穫の時期。年に一度のかきいれ時です。
前に知人から、アベマキの実をクラフト用に煮沸するのだけど、どうしてもあなたにもらったもののようなツヤが出ないといわれたことがあります。
私はただ煮沸しただけで何の工夫もしていません。
なので、ただ一つ思い当たったのは、家の横にアベマキがあるため、落ちたものをすぐ煮沸していたということ。
新鮮だったということです。
実をクラフトに使うとき、遠方に持っていってそれが発芽すると、その地方の種(亜種なり地域固有種なり)と混じってしまい、生物多様性の種内多様性がかき乱されるという問題が起こります。
なので熱処理などを加えて発芽しないようにするほうがよい。
それと、アベマキの実にはゾウムシが入っています。
落ちたすぐには、外から見ても何の傷もなくても、すでにその中には卵が産み付けられていて、数時間後には殻に丸い穴をあけてゾウムシの幼虫が這い出してきます。
あー気持ち悪。
その手の虫大嫌いな私。
きのこもどんぐりも嫌い。正確に言えば、きのこの中にいる虫とどんぐりの中にいる虫が嫌いなのだけど、きのことどんぐりを見るだけで虫を連想するので、ダメなのです。
脱線しましたが、誰かの研究によると(本に出ていました)、アベマキの実の90%以上にゾウムシが入っているということです。コナラはもう少し割合が下がり確か50%ぐらいだったと思う(確かではない)。
というわけで、虫が出てこないようにするためにも、アベマキの実を煮沸するのです。
時間的には、念には念を入れて20分ぐらいやってました。
写真/コブナグサ
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