山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

坂折でいろいろな人と話・窯の口を閉じるのは木曜日

2008-01-23 | なんとなく報告
毎日、今日は雪になるかと思うが、全くその気配がない。
10年ぐらい前には雪ばかり降って、冬は本当に寒かったのに、
中津川の冬とは思えない。都会のようだ。
寒いのは嫌いなのでいいのだけれど……

朝坂折に行ったら、窯の口に割り木を並べて「ふた」がしてあって、
幅2センチ、長さ15センチぐらいの横に細長い口だけになっていた
そこから細く薄い煙がかすかにただよい、煙突からは白い煙が出ていた。
煙は昨日とは違うけれどもすえたようなつんとした匂いがした。

お寺の河合先生が来られたので四方山話をしながら、ヒマなので縄をなった。
継ぎ目がとても難しい。
でもそれなりに長い縄がなえた。

その後棚田保存会の田口さんが来られ、坂折棚田についてしばらく話。

そして棚田の一番上の大曲の家のちづこさんに、聞き書きの取材相手を頼みに行った。コーヒーを出してくれた。
ちづこさんの家の前はいつもきれいにはききよめられている。
とても記憶力のよいご夫婦で、前に私がお味噌をいただいたことをはっきり覚えていらっしゃった。
いろいろな話を、次から次へとしてくれた。

帰りぎわに炭焼きの柘植さんが来られて、窯をみて「いいなっ……!」とオッケー出しして帰って行かれた。
窯の口を閉じるのは、最初の見込みより1日遅れ、木曜日になりそうとのこと。

今日は直さんに会えなかったなぁ……

いろいろな人とかかわりができ、皆さんがいろいろと口をきいてくださる。ありがたい。仲間こそが財産。お金や小さな仕事より、はるかに大きな収穫を生む。
先日の炭焼きも、東京で用ができていけなかった最初の2日、そして風邪や疲れで遅刻してしまった19日、私に代わって(しかも私以上に有能に)役割を快く果たしてくれる人がいてくれた。そんな甘えられる仲間がいることに感謝する。


わが研究所にも新しいスタッフ安藤君が来てくれるようになり、
11月からのショーコさんもやっと落ち着いて経理など覚えてくれつつあり
何だか急に活気付き、私もやれやれと何だか解放された気分。
これでだんだん楽になって、次の仕事をしていけるのかと思うと
非常にうれしく、気持ちに余裕ができた。
お金は苦しくなるが、きっと何とかなるはずである(楽観!)

スタッフというのは「出会い」である。フィーリングである。
細かいいろいろなリクツはあまり関係ない。
多分、スタッフだけでなく、何事もそうなのだろう。

毎年、今年こそは仕事がなくなり、ヒマになり、充電に励むか廃業するかだと予定するのだが、裏切られ、仕事に追われる。
完全に、一人では回らなくなった。
ありがたいこと。天と、そして回りの人、助けてくれる人たちに感謝してやまない。
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