山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

祝島のふのり

2007-02-23 | 

ふのりがびっしりついた岩。何人かの島の女の人が、ふのりをとっていた。時期は3月中旬。

春分の日の前後、毎年のように島旅をしていた。そうすると、必ず花粉症が始まる。島のかんきつ畑を歩いていると、くしゃみが出始めるのだ。瀬戸内の島のかんきつ畑は、スギで防風林が作られていることが多い。杉の木を1間間隔ぐらいで植えて垣根のようにしてある。

祝島に行ったときは、島に行く前から、すでにひどい花粉症になっていた。電車の中で大変だった。この時期に旅をするのはやめようと思ったものである。

ふのりってどんな味がするのだろうか。洗濯のり用に煮詰めたふのりは、透明になった。のりはでんぷんなんだから、当然なのかもしれないが。

……でもこの写真を見ていたら、これってふのりとは違う海草だったかしら……とちょっと不安になってきた。いずれにしても、こんな感じである。


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5 Comments

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うらうら、面白いねー (山里文化研究所)
2007-02-28 22:29:14
うらうら、って面白い用法なんですね。
今度祝島にいけることがあったら、耳をそばだててみます。
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あ、私の名前も繰り返しだ(^^) (nana)
2007-02-24 18:15:39
はじめまして、私もいつも見ているUrauraさんのブログから来ました。私の祖母が祝島に住んでいます。その祖母の口癖(祝島のおばちゃんたちはほとんど)が「うらうら」でして、何を言うにも必ず頭にうらうらって付けます。喜怒哀楽を「うらうら」という言葉ひとつで表現したり、どの言葉も祝島では「繰り返し言葉」が多いように思います。
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Uraura cocoo (山里文化研究所)
2007-02-24 00:22:22
cocooさんの記載のブログ見ました。うらうらという言葉、初めて知りました。
Urauraってパッと見るとハワイ語みたいです。
ポリネシア言語には「繰り返し言葉」が多くあります。日本語も同様です。祝島は、うらうらやらcocooやら、通じるものがある?
今度cocooのお話も書きますね。

ひじきもいいですけど、干物シリーズもびわ茶と一緒に漁協で取り寄せたんですよ。海の幸の宝庫、豊かですね。
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Unknown (山里文化研究所)
2007-02-24 00:14:24
そうですか、これひじきだったんですか
ふのりはこんなふうに長々つながってないですよね。
教えていただきありがとうございます。
この次ちがう磯の写真を載せます。
採っていたひとがいたのはそっちの浅い磯のほうです。
ひじきも採って食べてみればよかったなぁ。

おもいだしました。ひじきをゆでている家がありました。家の外で、大きな釜で焚き火で。その女の人とお話ししました。
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はじめまして (cocco-)
2007-02-23 20:08:58
祝島UrauraStoryさん(http://iwaijimauraura.blog73.fc2.com/)からのリンク経由で来させていただきました

びわの葉茶や練塀のエントリーも拝見させていただきましたが、祝島のことを気に入っていただけたこと、祝島に住むものとしてとても嬉しく思います

ちなみにこの画像の海藻は、ひじきですね(^^;
祝島のひじきは昔の製法通り、鉄の釜と薪でじっくり炊くので柔らかくて美味しいですよ
機会がありましたらぜひ召し上がってください
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