さぁ、2年ぶりの 「東京モーターショー」 が開幕ですね♪
前回の記事も引っくり返して見たのですが、意外と 内容が濃くなってる ような気が。
それにしても、ネットもTVも情報がイッパイ!
TVは視聴者ウケの良い(と思う) 日産の 「Nissan IDS Concept」 のハンドルやペダルが収納される 「ギミック」 に集中。
あまり機械に興味無い女性にウケがいいのは判る気がする(ちがうか)んだけど、つぶやき を見てると意外に幅広い層に支持されてる様子。
私的には、子供の頃に流行った 「変形ロボット」 の 操縦席 で 見慣れた感 があるんですが(笑。
今の時代には 斬新なのかな?
大きなテーマ 「自動運転」 は賛否両論、いよいよ本格的に議論される時期到来って感じでしょうか。
これが本格的に可能になると、運輸業やタクシー等から 運転手が不要になるって話題、ちと怖い。
倫理的とか技術的って難しい話しを抜きにして、「ふとバックミラーを見ると、後続トラックの運転席は無人だった」 なんて、ほとんど 「ホラー」 級の怖さ!
今はまだ、車を制御するシステムが 「不完全」 で、故障 という問題や、外的妨害(ハッキング)等の課題がとてもじゃないけど 克服してるとは言えないと思う。
人工衛星等のように、最先端技術を集め、それでも故障に備えるため 二重三重の予備回路を搭載するものであっても、不慮のトラブルでダウンしたりする。
恐らく、これが現代技術の 「限界」。
「機械」 の鉄則は、「必ず壊れる」 です。
昔風に言えば、「形あるものは、いつか壊れる」。
それに、海外のテストで、携帯でインターネットに接続するナビシステムを持つ車に外部からハッキングを掛け、呆気なく制御を奪われ停止させられた実験の動画とか見ると、安全対策もそう簡単にポンっと確立できるとはとても感じられない。
ほとんどの新車に搭載されるようになった 「自動安全ブレーキ」 も、実験では一部を除いてほぼ衝突が避けられていない現実。
「自動運転レベル5 どころか、レベル4 も近々に可能とはとても思えない」。
とはいえ、「~だから ダメ!」 って否定してたら何も生まれない。
そういう意味で、今回のモーターショーで提示されてる 「理想」 へのチャレンジは、新しい未来に向けてとても重要な意義が詰まってると思うのです♪
ただ、東京オリンピックまでに実際に走らせろ とか、対面を優先し過ぎる政府の方針とかには納得が行かない。
「人の命」 がモロに掛かる部分だからこそ、ジックリと時間と努力を重ね 質の高いモノに到達してほしい。
自身が 「交通遺族」 だからこそ、余計にそう願ってしまうのかもしれません。
間違っても、「すみません、まだ完全で無い部分があるため不慮の事故でした」 って被害者に 謝るシーンだけは絶対に見たく無い。
将来、「あの頃はどの車も 手足 使って運転してたんだよな」 「えー 危ない、信じられない!」 なんて会話が起こると考えると、ちょっと面白い。
でも 「…だよな」 「えー その方が今より安全じゃない!自分で回避できるって」 なんて会話が出る時代だけは絶対ご勘弁ですね(汗。
しかし、自分の車に 完全自動運転 が任せられる時代が来たら、ほとんど 「個人専用送迎車」 みたいでリッチですね~♪
乗り込んで、「あ~、景色の良い道を優先で 先日の美味しいラーメン屋経由で ドコドコまで行ってくれぃ♪」 なんて言うと勝手に走り出す、とか(笑。
昔流行った 「未来SF」 に必ず出て来る 移動機器 を見て、「昔の人は本当に実現すると思ってたかな?」って笑い飛ばすとか。
う~ん、でも今の自分は 「自分でエンジンの車を運転したい」 って思いの方がずっと強いかなぁ。
できれば、次は MT の車を選んでみたいなんて思ってる。
私が生まれ育った時代背景では、やっと一般家庭でも 「自家用車」 が持てるかもって 「夢」 が広がった頃です。
まだまだ高度成長期の恩恵が現れ出した、庶民は貧しい頃でした。
だから、道路を 「ブロロロー」 って勇ましい音を残してさっそうと走り去る 「車」 を見て、「大人になったら車を運転してやる!」 って強い憧れの目で眺めてたっけ。
確か、小学校の作文 「将来は何になりたいか」 という定番テーマに、「タクシーの運転手」 と書いた記憶が。
その理由を聞かれ、「そうすればドコでも好きなところに行ける!」 ってマジで答えた、は、恥ずかしいガキ(笑。
その頃の影響か、自分で車をコントロールする事に 魅力・喜び を感じるのでしょうね。
そんなガキも半世紀も生きてしまうと、そろそろ 他人に迷惑を掛ける恐れってのを考えねばならない。
身の周りでは、高校の恩師 (物理の先生)が運転中に 「くも膜下出血」 で 前に停車していた車にノーブレーキで突っ込んだなんて悲惨な事故が耳に入ってる。
今は長崎の痴呆男性の歩道暴走事故なんて、これまた惨い事件がどのチャンネルでも流れてる。
自動運転とは言わないまでも、もし 運転者の脳波とかをモニタリングし、正常な判断に支障が出たと判断したら 「緊急停車」 するみたいなシステムなんてのができたら、それだけで多くの悲惨な事故が防げると思うのだが。
高齢者の危険運転だけでなく、飲酒運転や、居眠り運転、違法薬物摂取等の 「ヤバイ」 を一掃できる可能性が出てくるんじゃないかなぁ。
う~ん、私的には そちらの方が モーターショーで各社が競ってる 「自動運転」 より、安全 という意味ではより貢献できる 「安全システム」 が出来上がると思うのだが、難しいのかな?
車がMTかATか、電気か水素かガソリンか等々の違いも関係無く装備できそうなんだけど。
またダラダラと下らん事書いてしまった(汗×3。
「自動運転」 は夢のある 未来 の技術。
でも、それを実現する側はシッカリと 倫理・技術・安全 を確認してから 「実現」 して欲しい。
人が人をあやめる時代に、更に 車が人をあやめるリスク を足すような世の中はノーサンキュー(涙。
欲しいのは 「夢」、決して 「悪夢」 じゃないですもんね♪