ハンガリー から海を越えてやってくる、「青い目」 をした 「エスクード」。
(ロービームのライトポッドが淡いブルーになってる)
小柄な上に、大幅に減量してきた 努力家。
今回のエンジンは 1.6L ガソリンの1種類。
海外では 1.6L のディーゼル(D16DA)に加え、1.4Lターボの ブースター・ジェットエンジン も追加されてます。
できれば、より高燃費で高性能な 1.4L ダウンサイジング・ターボ も入れて欲しかった、かな。
「マイルド・ハイブリッド」 も 「ダウンサイジング・ターボ」 も無かったけど、レギュラーガソリン でソコソコ走るなら内容が濃いから面白いかな。
今回と同じ 「M16A型 エンジン」 を積む 「SX4 S-CROSS」 の場合、「クルマでいこう」 の番組試乗で 10.9km/L という実燃費数字が出てます。
カタログ燃費の 18.2km/L を考えると、意外と燃費が厳しいエンジンかなって気もしてしまう。
CVT と トルコンAT の違いはありますが、この 「エスクード」 がどれだけの実燃費を叩き出すかによっては、エンジンが割高になる クリーンディーゼル勢に対し まだまだ朽ちぬ魅力が出て来るハズ。
だって、ウチの 2Lガソリン(J20A型)のカタログ 12.0km/L だって、実燃費 9.0km/Lを滅多に切らない位の達成率は確保してんだから、現行エンジンがそれ以下(達成率)ってのはマズイでしょ(汗。
と、気付いた事を並べたら 意外に辛口な感想になってる(汗×3。
別段、「エスクード」 が 低評価 な車という事じゃない(違うからね)。
最近、ウロウロといろいろな車に触れてきてると、良かった部分が記憶に鮮明に残る。
マツダのエンジン、デザインの妙、フォードのハンドリング、走行フィール、etc。
そういう意味で、実試乗していない段階の 「エスクード」 から 強烈なインパクトを持った 「アピールポイント」 が見つかって無いというダケの事だと思う。
我が家の 「SX4」 同様、室内の居住空間 と 積載能力(パッケージング) の良さは感じる事ができた。
恐らく、スズキ の 「足の長さ」 も、継承してると思われる。
これから降雪の季節。
更にさらに 「進化」 したという 「ALL GRIP」 の底力如何で、雪国やウィンタースポーツを楽しむ方々への魅力値も変わってくると思う。
それは、登場して初の雪シーズンを迎える 「CX-3」 の 「i-ACTIV AWD」 と同じように。
あー、試乗車に乗ってみたい。
正直な所、気に入った車種(エンジン)に AWD の設定が無いというだけで、ほとんど気持ちは マツダ のクリーンディーゼル+AWD にロックされてるようなもの。
巷では VWの不正疑惑で ディーゼルに懐疑的な風が強いけど、やっぱりあの豊かなトルクと、安定供給が望める軽油の恩恵は捨てがたい。
でも、ソレが 「絶対」 じゃない。
もしかしたら、「エスクード」 がどんでん返ししちゃう可能性も無いワケじゃない。
とはいえ、ここまで blog に好き勝手のたくったら、試乗させてはもらえない、だろうなぁ…。
最後になりました。
お忙しい時間を割き、新型 「エスクード」 をジックリと見せて頂いた スズキ・アリーナ 湘南相模原店 の皆様 の配慮に 深くお礼申し上げます。