東京モーターショーには展示されなかった(勿体無い…)が、日産が 新興国 向けに展開してる 「DATSUN」 ブランド の車が 、横浜にある 日産ギャラリー本社 に特別展示されてるらしい。
DATSUN といえば、かつては 「ブルーバード」 や 「フェアレディ」 等をリリースし、後に 日産 と合併した あのメーカー名。
2013年(だっけかな)に名前が復活したが、日本には展開されていない。
さすがに道路事情の整わない国で展開するだけあり、昭和の日本車同様に 股下がそこそこ高く、限られたスペースを生かすため、お世辞にもスタイリッシュとは言えない。
が、不思議と今の日本車には無い 懐かしさ と 新鮮さ を感じるのは、ジジイ化した己のせいだろうか(笑。
その中に、「GO-CROSS CONSEPT」 という車が公開されてる。
これがなかなか 味のある 「顔」 をしてる。
「日産」 が 「デザイン言語(最近はそんなモノに頼るメーカーはあまり無いみたいだけど…)」 の V字グリルにこだわり過ぎて、妙な事になった車もある中、こちらは不思議とサッパリしてて愛嬌すら感じる。
車全体のデザインは、製造する時に楽なようにしたのか、不必要なプレスラインの無い シンプルなもの。
だけど、意外と全体のまとまりって嫌味が少ない。
室内はといえば、「GO」 シリーズに共通の、シンプルなもの。
日本車なら、 1980年代を思い起こすような 不必要な飾り気の無いのが逆に良いかも。
実寸が見当たらないが、近くの人と対比すると、コンパクトSUV として日本でもかなり イケる サイズに見える♪
こうした車って、かつて日本には 「パジェロ イオ」 や 「RAV4」 とかがあったけど、恐らく現在は絶滅状態ですね。
思うに、これって 日本で発売したら 一定の販売が見込めるんじゃないかな?
最近の妙にゴチャゴチャとデザインを 「掻き回した」 ような車が多い中、そういうのに疲れた層にウケたりして。
車自体も、ラフに使い倒すには 「丁度いい」 と思う。
例えば、普段は通勤や買い物に使いつつ、週末は河川敷のバーベキューや、釣りの足として使いたい お父さん とかにとっては、大き過ぎず、長い脚は不整地でも安心でき、車内で 「ちょいと仮眠~」 なんんてのも余裕がある。
う~ん、「ハスラー」 で 「秘密基地的に遊び倒す」 という使い方に気付いた方が、ステップアップするには面白い 「素材」 になると思ったりするのです(笑。
そんな遊びを 「工夫」 するのに向いた車って、現在の日産にはありませんよね。
「ジューク」 が近いけど、ちょっと使い勝手が良くなさそうだし、車自体が 高級感 あり過ぎて気が引けそう(汗。
高級路線は 「日産」 や 「インフィニティ(売る気あるのかな…)」 に任せて、気楽に手が出せる価格帯車として 「DATSUN(ダットサン)」 を真面目に考えて欲しいなぁ~。
軽 と ミニバン の 「日産」 として車種淘汰を進めて久しい結果、他のどのメーカーより寂しくなった 。
「温故知新」、先端技術をアピールするだけが 必ずしもユーザーを満足させるとは限らないと思うのです。
…、日産ギャラリーなら電車1本で行ける。
東京モーターショーが物凄く混んでるらしいから、こっちを先に行ってみようかなぁ♪