営業さんを助手席に、営業所から出発です。
今回は自分だけでなく、細かい説明が必要なので営業さまと二人乗り。
走り出して気付いた。
「普通に走り出せる!」。
初期のSKYACTIVE-D1.5(CX-3とデミオの前期型)では、アクセルを踏んでも特定の回転域までまったくヤル気 が出なかった。
メーター読みで、1、800rpm辺りから突然、グワァーーンと加速するので速度のコントロールが難しい。
「加速しないー」と慌てて深く踏み込む→突然急加速が始まる→慌ててアクセルを戻す(場合によってはブレーキを踏む)。
こんなあんばいで、停止や極低速からの加速はお世辞にも褒められなかった(涙。
それが、「DE精密過給制御」が施され、このモタツキが改善されたと聞いた。
が、改善後のモデルに触れるのは初めてです。
「まだ多少 段付き加速 の雰囲気はあるが、ここまで普通に速度が乗るってのは既に別物だな…」。
恐らく、改善後の 「CX-3」「デミオ」もこんな風に自在に速度をコントロールできるようになってるんでしょうね、スゴイ!
そして、このエンジンを搭載する中で最も重い 「アクセラ」 との相性は。
「大人二人で乗車し、これだけ自在にトルクフルに走るなら 非力感が否めないのではという 「予測」は取り越し苦労でしたw
※.今回の試乗は、街中のみという限られた場所のため、これが高速道路とかも含めたら評価が変わるかもしれません。
ただ、少々気になったのが 加速時に感じるエンジンの「粗さ」。
普段、2Lのガソリン&トルコンAT車に乗ってるからでしょうか、スーーっと滑らかに加速するフィールとはかなり異なりますね。
少々ガサツさのある、粒立った加速感は 良くも悪くもディーゼルっぽいものです。
まぁ、トラックみたいに 「ガララララッー」ってなるワケとは全然違うので、ソレが許容できるか否かは是非試乗して確認すべきかと。
一旦加速体制に入ると、ディーゼル特有のトルキーな加速を見せるため、これを好む方にはたまりませんね~♪
たかだか1.5Lとは思えない、たくましさを発揮します。
「Gベクタリング・コントロール」 の感想に入る前に、一つ。
今回の「アクセラ 15XD」は、私が記憶してる既存モデルより足回りが締まった印象を受けます。
ハンドリングのカッチリ感も、以前試乗したXD(2.2D)とは異質です。
身のこなしの良さは、推測ですが より軽量になったエンジン(SKYACTIVE-D1.5)により、ノーズが軽くなった事が大きいのかも。
先代も、軽量ガソリンモデル(SKYACTIVE-G1.5)の軽快な身のこなしが高く評価されてましたし。
ともかく、ヒラヒラ感が印象深い♪