試乗から一晩経ちました。
一気に感想を箇条書きしたため、後から思い出される事が幾つか。
その中の一つ、「エアコン」です。
個人的感想ですが、どうやら 「CX-3」 と 「デミオ」 はエアコンの容量問題か、「冷房が弱い」気がします。
何度も試乗しましたが、暖房はともかく、冷房が効いてると感じにくいのです。
これに対し、「アクセラ」 は今回で都合4度目。
いつも普通にエアコンが効くんですね、快適です♪
「アクセラ」 は左右独立で温度設定が可能だったりと、システム的に何か違いがあるのかもしれません。
吹き出し口の形状(CX-3とデミオは丸口)も起因してるかな?
とにかく真夏でも快適さを感じるのです。
試乗した当日の外気温は 約34℃、それでも車内は快適でした♪
エンジンが小さいから 「CX-3」 や 「デミオ」 は冷房が弱いのかと予想してましたが、今回の 「アクセラ」 も同じエンジン。
どうやら、エンジンの大きさが エアコンの効きに影響はしてない様子。
となれば、「コンデンサー」 か 「エバポレーター」 の容量でしょうか?
「コンデンサー」 は、冷媒(フロンガス)が運んだ高熱を 大気に放出する装置です。
この容量が小さければ、車内の熱気を外に出す(冷やす)力が存分に発揮できません。
「エバポレーター」 は室内側で、冷やされた冷媒 に風を当てて冷風を作り出す要です。
これまた容量が足りないと、効率の良い冷媒が来ても十分な冷風を送り出せない。
推測だらけですが、恐らく 「コンデンサー」 の容量が一番 「怪しい」 と見ています。
「CX-3」 や 「デミオ」 に搭載された 世界的に見てもコンパクトな 1.5Lディーゼルターボ は、限られたエンジンルームに収めるために多数の新技術を導入しています。
有名なところでは、インタークーラーを インテークマニホールド一体式の 「水冷式」 としてる点。
ターボから出た高温気を冷やすインタークーラーは通常、パイプで引き回し 「空冷式」 で冷やします。
でも設置するスペースが無かったため、SKYACTIVE-D1.5では 水冷一体式として空間を有効活用させました。
普通なら、そんなハイコストな事はしませんから、如何にエンジンルームが狭かったかが伺えます。
「コンデンサー」 は エンジン冷却のための 「ラジエーター」 と重ねて設置される事が多い。
この点から、狭い 「CX-3」や「デミオ」 は 「コンデンサー」 を小型化(低容量)したのではと 「予想」 するのです。
対する 「アクセラ」、 エンジンルームの余裕は見るからに明らかです。
SKYACTIVE-D2.2 をものみ込むワケですから(汗
因みに2.2Lディーゼルの方は、空冷式のインタークーラーを用い、パイプで前方(ナンバープレートの裏下辺り)まで引き回してます。
それでも収まるのです。
この空間効率から、あらかじめ大容量の 「コンデンサー」 が付いてるのでは無いかと勘ぐってますw
なので、同じエンジンでも エアコン冷風の効きに差が生じたのではないかなぁ。
以上、ほとんど勝手な憶測ですが、やっぱり 「アクセラ」 のエアコンは良く効くと今回も確信しました。
う~ん、どなたか 「CX-3」 か 「デミオ」 で より容量の大きな 「コンデンサー」 に換装したらエアコンが変わったーとか実験してくれないかなぁ(汗