闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

思い出し 「アクセラ」 エアコンの件

2016-07-19 12:54:00 | 日記

​試乗から一晩経ちました。

一気に感想を箇条書きしたため、後から思い出される事が幾つか。

その中の一つ、「エアコン」です。

 

個人的感想ですが、どうやら 「CX-3」 と 「デミオ」 はエアコンの容量問題か、「冷房が弱い」気がします。

何度も試乗しましたが、暖房はともかく、冷房が効いてると感じにくいのです。

 

これに対し、「アクセラ」 は今回で都合4度目。

いつも普通にエアコンが効くんですね、快適です♪

 

「アクセラ」 は左右独立で温度設定が可能だったりと、システム的に何か違いがあるのかもしれません。

吹き出し口の形状(CX-3とデミオは丸口)も起因してるかな?

とにかく真夏でも快適さを感じるのです。

 

試乗した当日の外気温は 約34℃、それでも車内は快適でした♪

 

エンジンが小さいから 「CX-3」 や 「デミオ」 は冷房が弱いのかと予想してましたが、今回の 「アクセラ」 も同じエンジン。

どうやら、エンジンの大きさが エアコンの効きに影響はしてない様子。

 

となれば、「コンデンサー」 か 「エバポレーター」 の容量でしょうか?

 

「コンデンサー」 は、冷媒(フロンガス)が運んだ高熱を 大気に放出する装置です。

この容量が小さければ、車内の熱気を外に出す(冷やす)力が存分に発揮できません。

 

「エバポレーター」 は室内側で、冷やされた冷媒 に風を当てて冷風を作り出す要です。

これまた容量が足りないと、効率の良い冷媒が来ても十分な冷風を送り出せない。

 

推測だらけですが、恐らく 「コンデンサー」 の容量が一番 「怪しい」 と見ています。

 

「CX-3」 や 「デミオ」 に搭載された 世界的に見てもコンパクトな 1.5Lディーゼルターボ は、限られたエンジンルームに収めるために多数の新技術を導入しています。

有名なところでは、インタークーラーを インテークマニホールド一体式の 「水冷式」 としてる点。

ターボから出た高温気を冷やすインタークーラーは通常、パイプで引き回し 「空冷式」 で冷やします。

でも設置するスペースが無かったため、SKYACTIVE-D1.5では 水冷一体式として空間を有効活用させました。

普通なら、そんなハイコストな事はしませんから、如何にエンジンルームが狭かったかが伺えます。

 

「コンデンサー」 は エンジン冷却のための 「ラジエーター」 と重ねて設置される事が多い。

この点から、狭い 「CX-3」や「デミオ」 は 「コンデンサー」 を小型化(低容量)したのではと 「予想」 するのです。

 

対する 「アクセラ」、 エンジンルームの余裕は見るからに明らかです。

SKYACTIVE-D2.2 をものみ込むワケですから(汗

因みに2.2Lディーゼルの方は、空冷式のインタークーラーを用い、パイプで前方(ナンバープレートの裏下辺り)まで引き回してます。

それでも収まるのです。

 

この空間効率から、あらかじめ大容量の 「コンデンサー」 が付いてるのでは無いかと勘ぐってますw

なので、同じエンジンでも エアコン冷風の効きに差が生じたのではないかなぁ。

 

以上、ほとんど勝手な憶測ですが、やっぱり 「アクセラ」 のエアコンは良く効くと今回も確信しました。

 

う~ん、どなたか 「CX-3」 か 「デミオ」 で より容量の大きな 「コンデンサー」 に換装したらエアコンが変わったーとか実験してくれないかなぁ(汗


SKYACTIVE-D1.5 はまだまだ進化するか

2016-07-19 00:30:00 | 日記

​営業所で 「アクセラ 15XD Lパケ」 をお返しし、我が「SX4」で家路についた。

直ぐ気づいたのが、滑らかさと アクセルのリニア感が全く違う事!

 

「SX4」はアクセルの開度に正比例し、微細速からスムーズかつ滑らかに速度が上昇する。

かなり 「お上品」 に感じるのです(汗。

 

恐らく、「アクセラ 15XD」 の粒立った回転フィールとの差でそう感じるのでしょう。

ちょっと表現が微妙ですが、単車に例えると、ヤマハのSRとかハーレー、デスモドローミックのドカティみたいな 「味」 が SKYACTIVE-D1.5 にはあるような気がします。

 

リニア感に乏しいのは、NAの「SX4」に対し、可変ジオメトリー・ターボが 「アクセラ」 に付いてる事が原因かな。

最近は省エネターボが ヨーロッパに追いつけとばかりに大量に市場に溢れてますが、やはりアクセルの動きと出力特性がリンクしやすいのはNAにまだ分があるのかもしれません。

 

とはいえ、現状で既にかなりのレベルまで進化してる SKYACTIVE-D1.5、これは事実。

まだ改善の余地を感じますが、やや荒削りな面も 「味」 と楽しめる方には 実に面白いエンジンとなる。

 

…SX4のNAガソリンエンジン、これだけお上品に感じたのは久しぶりですww


最後に 「アクセラ」

2016-07-19 00:16:00 | 日記

​はぁ~、これだけ良く仕上げてきたなら、SKYACTIVE-D1.5でも 十分魅力的 なんだよなぁ。
きっとこのエンジングレードが売れ線になるんでしょうね。

 

営業さんに、
「何でこの1.5クリーンディーゼルにAWDの設定しなかったんですかぁ?性格悪いよー」。
と聞いた。

営業さん曰く、含みのあるニヤ顔で
「エヘヘ♪」。

く~、腹立つワ~(爆


という事で、「AWDを選択項目」に掲げる当方として、22XDのAWD試乗車が出てきたら連絡下さいとお願いをした。
高価なので、実際に買えるか否かは微妙だが、とりあえず何年も待った仕様ですし。

SKYACTIVE-D2.2 & AWD の 「アクセラ」が、 や~~~~っと登場したのだから、先ずは乗ってみないとです。

たぶんデリバリーが最後の方らしいので、場合によっては9月にズレ込むかもって事。
はい、待ちます、ジックリ待たせて頂きましょうw


あ、カラーについて。

今回の試乗車は 「マシングレー・メタリック」。

IMG_1854_15xd.JPG 

それまであった 「メテオグレー・マイカ」 との入れ替え色だそうです。

マツダのイメージカラー 「ソウルレッド・プレミアム・メタリック」 同様の特殊塗装だそうで。

透明な層を通過する光を効果的に活用する塗装は、傷とか付けたら簡単にタッチアップ不可。
その色を生かすためには、常に汚れを除く 「洗車の鬼」 が前提?w

実際に色を見た印象は、光源の強い場所ではボディの起伏を際立たせる不思議な色でした。
質量感はあります。

直に触ると、指紋がはっきり目立つ。

が、暗い場所では単なるグレー系メタリックにしか見えなくなったり。

光の状況でかなり表情を変える 「マシングレー・メタリック」。
お値段、約5万円アップの特別色~。


個人的には、「ブルーリフレックス・マイカ」 と入れ替えの 「エターナルブルー・マイカ」 が気になる。

恐らく、最も不人気色になる(営業さんも予想)だろうけど、枯れた大人の魅力みたいな上品さがいいなぁ。
傷とか目立ちにくそうだし、手入れも簡単そう。


以前はディーゼルモデルでは選べない色が複数あったが、今回のマイナーで基本全て選択可能に。


マイナーチェンジした 「アクセラ」。
是非、実際に見て触れて評価して欲しいと、営業さんみたいに思ってしまった。
いや、想像以上に進化(深化)してたワ(汗。

販売台数が大幅に落ち込んでるマツダ。
これが起爆剤になるかなぁ。


走りにストレスが少ない 「アクセラ」

2016-07-19 00:10:00 | 日記

​今回の試乗は驚きの連発でした。

そこで、他に気付いた点を箇条書きにしてみます。


・メーターが見易い

 以前は銀の加飾パネルっぽい上に、書体が斜体で細かったため見辛かった。
 今回で、正方体でやや太文字になったのか、視認性がとても良かった。
 パネル自体もマットに見直され、余計なものが減ったのも好印象。

 

・アクティブディスプレイの改善

 表示サイズは変わらないみたいだけど、フルカラー化された効果は絶大。
 以前は青緑の細い文字で、昼夜問わず微妙だったが、今回は真昼でもハッキリと読み取れるようになった。
 なので、アナログメーターがタコしか無かった事に不満だったのも、今回の改良で 「別にスピード表示がデジタルでも問題無し」になりました♪
 ナビのインフォメーションも改善が見られ、指示の度にセンターパネルで確認なんて必要がほぼ無くなった。

 

・マツダコネクト

 今回は特に使い込んではいないけど、ラジオで放送局名が日本語で出るようになったり、細かい改良がされていた。
 あと、コマンドダイヤルの応答速度が、気持ち早くなってるような…。

 

・ロードノイズ

 マツダ車は、SKYACTIVE化されても、盛大にロードノイズが車内に入る事が良く指摘される。
 「CX-3」「デミオ」「アクセラ(既存)」も路面次第でかなり煩かった。
 今回の 「アクセラ 15XD」の遮音が完璧とは言えないが、かなり改善されてる事を確認した。
 例えば、17インチ程度のラグジュアリー系タイヤにしたら、相当静かになるんじゃないかな?

 

・接地感

 これは比較対象が 1.5Lガソリンと、2.2Lディーゼルなので意味が薄いが、やや先代の「アクセラ」の方が接地感はあったような気がする。
 良く言えば、今回はヒラヒラと 軽快感 が強くなった?

 

・1.5Lのディーゼルは非力か

 これは完全に予想を裏切られた。
 DE精密過給制御がココまで完成度を高めるとは、完全に予想外。
 結果、2.5Lガソリン並みの太いトルクをより上手に生かす走りを得ていた。
 郊外の一般道では、タコメーターでは1、500rpm~2、300rpm程度で 余裕のクルーズをこなした。
 最初に書いたように、シルキーなフィールは乏しいが、常にトルクフルな余裕感はこのエンジン独特のもの。

 車格に対して小ぶりなエンジンは、より積極的な回頭性能に繋がってるらしい(重量バランス)。
 高速道路での試乗を是非してみたいが、ソレ以外なら 「これで何が不満になるのか」かなw

 今回は試さなかったけど、より急な加速が必要なら 「キックダウンスイッチ」も付いてるから心強い。

 

・後方視界は改善されたか

 これは 「アクセラ」だからというか、魂動デザインの性か。
 ルームミラーから見える範囲は、どうしても限られる。
 斜め後方の視界も同様、これは買う前に自身で確認する事を進めるレベル。
 今回の試乗車には無かったが、ぜひともバックモニターをセットで装備したい。

 

・乗り心地は

 もともと、私的には 「アクセラ」 の乗り心地はかなり良いと思っていた。
 久しぶりに運転し、やや足回りを締め上げたかなという感じがあったが、全般的には相変わらず 「良質な大人の乗り心地」を深化させた印象。
 ストローク感と安定感のサジ加減は、毎度ながら驚かされた。


これが「Gベクタリング・コントロール」?

2016-07-19 00:05:00 | 日記

公道に出ると、新しい機能にばかり目が行ってしまいます。

自動的に道路標識を認識し、アクティブディスプレイにフルカラーで表示する。
そして、速度を超過するとアラームが鳴り響く(汗×3

これが結構頻繁に鳴るもんだから、犯罪者のような後ろめたさが。
設定で、このアラームを 「無音」「超過時」「5km/h超過時」「10km/h超過時」のように設定できます。
なので、極力鳴らない設定を営業さまにお願いしたw


試乗コースは、JAXA相模原(宇宙科学研究所)のエリアを抜け、毎度車の素性をさらけ出す 「大正坂」を目指します。

3連休最終日、幹線道路は混みこみ。

 

途中、直角コーナーは多いのですが、あまり緩やかなカーブが少ない。
なので、鈍感な当方はすっかり 「Gベクタリング・コントロール」 が搭載されてるのを忘れてました(汗×2


住宅街で工事車両が道路脇におり、これを避ける時に気が付いた。

「あれ?何かハンドル操作量が少ない気がする??」。

車体のロールはまぁそれなりにするんだけど、いともスムーズに障害物を簡単なスラロームのように通過してしまった。

「これが Gベクタリング・コントロール」?

その後、緩やかなコーナーに入る度に神経を集中してみた。

「やっぱり、インに切れ込むとか 過激な動きとは違う、不思議な「スムーズさ」で曲がっていく」のです。
コーナリング中の姿勢安定も、意外に落ち着いてる。


よくスポーツ走行用に 「トルクベクタリング」みたいに強制的に曲げる装置があるけど、全く異質。
一言で言えば 「自然」?
競技用でないのは明白で、普通の人が普通に運転すると感じる普通の気持ち良さ、みたいな?

明確に 「今作動した!」 とか感じる事は無いんだけど、これは凄くイイと思った。
だって「気持ちイイ」んですもん♪


さてさて、かなりの上り坂で路面が荒れ、意地悪くクネクネと曲がり、最後は高低差のあるヘアピンカーブと 車には意地悪極まる「大正坂」です。
過去、「XVハイブリッド」「SX4」「ロードスター」「デミオ」「CX-3」「V40 CrossCountry」etc。
様々な車で挑戦してきました。
今度の 「アクセラ 15XD」はどんなアラが出るのでしょうか(ワクワク


結論から言えば、まるで何事も無かったかのように 「普通」 に通過してしまい拍子抜けです。

足が良く動くのか、荒れたアスファルトも良くグリップし、振動も18インチとは思えないいなし方。
尖った突き上げは皆無。
坂道もトルクが太いのか、グングンと登り、そのまま登り切ってしまった(汗。
最もアラが出るヘアピン部(路面が荒れてるのでアンダーが出やすい)も、普通にスーーっと曲がってしまうし。

「何なんだ、このアクセラは~」。

因みに、ヘアピン部を曲がってる最中、隣の営業さんの身体がほとんど遠心力から踏ん張ってないのに気付いた。

それから営業所に帰るまで、ずっと 「乗り心地」、特にコーナリング時に注意して運転した。
結果から言えば、宣伝のコピー 「乗ってる人間が疲れない挙動」 は、胡散臭いと心のどこかで思ってたけど、実際に効果があると確信した。

ある程度の急ハンドルを当ててみると、身体が感じる横Gへの移り変わりのなだらかさを感じると思う。
これは、「人を乗せる、おもてなしができる車」 と言える気がした←ちとオーバーかな

いやいや、鈍感な自分がこれだけ 「おや?」 が多い 「Gベクタリング・コントロール」。
かなり面白いモノを載せてきたねー、マツダさん♪