昨日に続いて、またもや日経ビジネスオンラインからの紹介です。
日経記者 中川 雅之氏による、日本学生支援機構の遠藤勝裕理事長のインタビューです。
話の大筋は、2000万人の貧困という特集記事の中にあるため、奨学金の現状と課題と取り組みが主なテーマです。奨学金は「貸与型」が主ですが、これを返還不要の「給付型」へ移行することが主な課題だそうです。
- 奨学金の延滞率が上昇している。解決法は?
- 給付型へ移行するなら、どんなお金の使われ方がいいのか?
- もし自由に制度設計するならどうするか?
…といった問いへの答えは、どんな学生を育成するか?というテーマにもつながります。
この中で、私は、奨学金のあり方や理念を踏まえて、制度改革の影響をかんがみつつ、良い方向へ改革しながら奨学金制度を切り盛りしていく実際的な考え方に心を打たれました。
具体的には、法律にある「教育の機会均等」の理念への対応です。
具体的には、法律にある「教育の機会均等」の理念への対応です。
(なんか偉そうな書き方になってしましました(汗) )
ゴールを見据えつつ、段階的に現状を改善していく姿勢は、きっとPTA問題の解決にも通じると思うのです。
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奨学金理事長「大学にさえ行けばいいなんて、イリュージョン」
“学生の借金1兆円”が映すこの国の歪み(上)
中川 雅之 2015年3月26日(木)
「今の公教育は異常。異常を拡大するな」
“学生の借金1兆円”が映すこの国の歪み(下)
中川 雅之 2015年3月30日(月)
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