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原発と社説

2023-07-06 06:54:08 | 社会・平和

  原発計画に心配

 6月8日朝刊に「原発60年超運転可、国民の不安残ったままだ」との社説があった。内容はGX脱炭素電源法が成立し、最長60年と定められていた原発の運転期間は60年超が可能となった。しかし電力の逼迫や脱炭素社会への取組みと、原発の安全性は別の話し。過酷な事故を忘れたかのような決定は受け入れがたいと。

 発電所の危険性をどのように表現すると分かり易くなるのか。試みに島根原発の発電能力82万kwを重油発電すると182KL/H(電力量の原油及び重油の換算値を使用した)が必要となる。これは時間毎に約200m3の重油タンクが空になることと同じだ。24時間だと、4800m3と計算できる。1日でこの大量が消費される計算。

 原発設備を計画する場所を、私は心配して疑問を投げさせて欲しい。先の社説にも2011年の事故で「安全神話は崩れ」たとある。上関原発建設計画も事故の心配がなされている。30km範囲内に位置する自治体には、人々の避難計画立案が必要という。福島原発付近の飯館村や川俣町は40kmを超えている場所も居住制限区域となっていた。

 上関原発計画の発電能力は137.3万kwの2設備という。また計画の位置は瀬戸内海の真ん中、本州の山口県は近く四国も九州も遠くない。海水は多くの県と接して満ち引きにより流れる。事故時の怖さを想像すると建設計画の位置が再考されることを希望する。


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